夫婦関係、どうすれば「寄り添い&思いやり」を持てる?

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2019年01月19日 11:02  ノーツマルシェ

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ノーツマルシェ

夫婦関係がうまくいく秘訣はなんだと思いますか? 「寄り添い」や「思いやり」という言葉はよく聞くことと思います。それでは、どうしたら相手の心に寄り添い、思いやることができるのでしょうか。


 


■想像力を働かせ、相手の立場になって考える


夫婦といっても、もとは赤の他人同士。親子とも違う血のつながりのない人同士が、密着して生活しているのですから、最低限のマナーは必要です。夫婦カウンセリングを行う筆者が、夫婦関係に必要だと感じているのは「想像力」。相手からされて嫌なことは、自分からはしないようにするのがコツです。


頭の中でイメージしてみてください。


たとえば、眉間にしわを寄せてしかめ面をしている人は、なんとなく怖いイメージがあり近寄りがたい印象です。一方、いつもニコニコして目尻が下がり、口角が上がっている嬉しそうな顔をしている人は、なんだか温かそうなイメージがあります。自分の場合はどうだろう、と立場を逆転して考える想像力を働かせてみてください。


 


■表情や言葉遣い、態度に気をつける


「言葉遣い」も大切です。乱暴な言葉や相手を貶めるような言い方は、感じが悪いですね。言い方ひとつで関係性が変わるので、本当は仲良くなりたいと願うなら、言葉遣いを意識しましょう。


もう一つ大切なのが「態度」です。横柄な態度、上から目線のいばった態度はタブー。以前、筆者が体験したワークですが、腕組み足組みをしながら斜に構えた態度で話すのと、まっすぐ目を合わせて話すのとを比べたところ、同じ言葉を聞いても印象がまったく違いました。


 


■してほしいことは、自分から率先してやる


相手が変わるのを待っていても、また、相手から何か行動してくれることに期待を寄せても、たいていは思い通りにはなりません。ガッカリすることのほうが多いのではないでしょうか。


筆者は、相談者にはよく「気付いたほうが先にやるように」と提案しています。誰かに過度の期待をするより、そうあってほしいと思う人に自分自身がなるのです。つい、相手の言動に意識が向きがちですが、「自分に意識を向けて、自分から先に行動する!」。


どうされたら、嬉しく感じるのか、すんなりと受け入れられるか。自分に置き換えてみるとよく分かります。想像力、言葉遣い、態度に気をつける。それが相手への「思いやり」、そして「寄り添い」に繋がります。


人は、人同士、行動や言葉に影響しあって生きているので、自分自身が変わることで、結果的に相手が変わり、心地いい夫婦関係を築くことができますよ。


[執筆:渡辺 里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー)]


 


【参考】
※ 執筆者:渡辺里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー)について。女性専用のカウンセリングサービス『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの夫婦問題・離婚の相談にのっている。


※写真:PIXTA、本文とは関係ありません


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