バルセロナは21日、サッスオーロに所属するドイツ出身の元ガーナ代表FWケヴィン・プリンス・ボアテングのレンタルでの獲得を発表した。
バルセロナは公式HPで、次のような声明を伝えている。
「バルセロナとサッスオーロは、ケヴィン・プリンス・ボアテングを2018−19年の残りのシーズン期間、レンタル移籍することで合意した。この合意には、800万ユーロ(約10億円)での買取りオプションが含まれる。選手は、月曜日にバルセロナに到着。入団発表は、22日に行われる予定だ」
1987年生まれで31歳のボアテングは、バイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングの異母兄弟。ヘルタ・ベルリンでプロデビューすると、これまでトッテナムやラス・パルマス、ミランなどを経て2018年からはサッスオーロでプレーしていた。欧州4大リーグ(ブンデスリーガ、プレミアリーグ、セリエA、リーガ・エスパニョーラ)を知っている同選手はガーナ代表としても活躍。2010年と2014年のワールドカップに出場していた。
なお、同選手はバルセロナにとって14人目のアフリカ選手。今季セリエAでは13試合に出場し、4得点を記録している。