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「指しゃぶり」や「頬杖」が歯並びに影響する?歯並びの悪さが体に与える影響とは

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2019年01月22日 09:02  ママスタジアム

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子どもの口に歯が生え揃ってくると気になるのがその歯並びです。親としては子どもの歯並びが悪いと心配になり、きれいにしてあげたいと考えますが、実際には歯並びが悪いことでどのような問題があるのでしょうか。歯並びに問題があると見ためが悪いだけでなく、「からだ全体にも影響が出てくることがある」とおっしゃるのは、矯正歯科専門開業医の団体である「公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会」専務理事の土屋朋未先生です。歯並びの悪さがからだにどのような影響があるのか詳しく伺いました。

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子どものあごが小さいのは、人類のあごの退化傾向のため?



――あごが小さい子が増えたとよく聞きますがそれはなぜですか?

よくお母さん方は小さいときに硬いものを食べさせなかったからと言いますが、基本的に人類の進化の一過程として、あごの退化傾向があるという方が科学的な答えです。軟食化してきたということも事実としてありますが、逆に今はマンモスの肉を食べるといった必要もなくがっしりとしたあごも必要ない。要するに使わなければ退化していくということです。

マウスを使った実験でかむところの筋肉を片方カットして片方はついている状態で物をかませたときにどの部分の骨が大きくなるかを検証した実験では、筋肉がついているところの骨は太くなりますが、筋肉がついてないところは何も変化が起きないので、硬いものを食べたからといって全体的にあごが大きくなるわけではないのです。ただ、かみ応えのあるものを食べることは筋力を鍛えることにつながるので、しっかりかんで、咀嚼の回数も多く食べるのが大事だと思います。

歯並びに影響を及ぼす指しゃぶりや頬杖


――歯並びに影響の出てしまう生活習慣はありますか?

よくある三つの生活習慣のうち、一つは指しゃぶりです。もう一つは口呼吸、つまりいつも口だけで呼吸していること。そしてもう一つは姿勢です。いつも右側を下にして寝ているとか、いつも頬杖をついているなどの癖があると歯並びに影響があります。

指しゃぶりをしていると歯が前に出てきてしまうので、口元がとんがったり、口が閉じにくくなったりして常に口が開いている開咬という状態になったりします。

――指しゃぶりをしている場合は、何歳ごろから気をつけるべきですか?

赤ちゃんが指しゃぶりをすることは自然なことなので無理やり止めさせる必要はありませんが、だいたい小学校に上がる5、6歳ぐらいまでにはやめられた方がいいと思います。その頃はちょうど前歯が生え変わる時期なのです。

幼稚園や保育園でも年長さんになると羞恥心も出てくるので指しゃぶりをしていることは恥ずかしいと思えば、いつまでもやることはなくなります。でも他人がいない環境でやっていることはよくあるので、ご家庭で見てもらった方がいいと思います。指しゃぶりの原因としてはさまざまなものがあると思いますが、ストレスなどの可能性があります。幼稚園や保育園の子ども同士のコミュニティの中でストレスを抱えているかもしれないし、日常の中で寂しいと感じることがあるという可能性も考えられます。

歯並びの悪さがからだや言葉の話し方にも影響が出る



――歯並びが悪いままにしていると、どのような問題が起きるのでしょうか?

やはり歯並びが悪いと歯磨きしづらいのでむし歯や歯周病になりやすくなります。また、歯並びだけではなくて咬み合わせも悪くなってくる影響で、姿勢が悪くなってきてあごが痛くなったりするなど、からだにも影響が出てくることがあります。

歯並びが悪いためにからだの左右のバランスが悪くなることもあります。例えば、成長期にずっと片方だけ頬杖をしているとあごが曲がってきたりすることがあります。片方だけにずっと力を加えていると、その力であごが曲がってくることもあり、最終的には外科手術をしないと治らない場合もあるのです。子どものときに特異な姿勢を取り続けることでからだ全体に影響が出てくることはあります。

――言葉を話す上でも影響はありますか?

前歯をしっかり閉じない開咬の状態だと息が漏れてしまうので発音がうまくできません。また舌の使い方にも問題が出てきます。日本語のサ行やタ行は通常上の歯と下の歯の間に舌が挟まることはないのですが、いつも舌が出ている人は舌足らずのような話し方になるのです。舌がいつも挟まっている状態だと咬み合わせも悪くなります。意外にね、日本人の中には舌が前に出ている人は多いんですよ。

おっぱいを吸っている赤ちゃんのときは歯がないから、おっぱいを飲むときには歯茎と歯茎の間に舌を突っ込んで、息が漏れないように飲み込んでいるのですが、歯が生えると自然に舌が後ろに下がってくるんです。しかし舌が後ろに下がらず残ってしまって、食べるときも後ろから前に舌を押す感じになると、舌の圧力は結構強いので前歯を押し出すことになり、出っ歯になってくることがあります。舌の使い方も歯並びにも影響が出てくるんですね。

子どもの頃から歯並びを整えようとすることは、そういった悪習癖を取り除くことにもつながるので、小さい頃には非常に大事です。

取材、文・山内ウェンディ 編集・木村亜希

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  • 生活習慣で治せない歯並びは 遺伝からくる顎と歯の大きさのアンマッチだから 保険適用して矯正は義務くらいにしないと
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