Alphabet傘下のVerily、ヘルスウォッチECG機能でFDA認可を取得

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2019年01月23日 07:32  Techable

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手首で心電図(ECG)が測定できるスマートウォッチといえば、Apple Watch シリーズ4を真っ先に思い浮かべる人が多いかもしれない。しかしこのほど、Alphabet傘下のVerilyも、同社のヘルスウォッチのECG機能が米国食品医薬品局(FDA)の認可を取得した、と発表した。

臨床ケアの一環として医師が患者にこのVerilyのヘルスウォッチを処方するようになりそうだ。・心拍リズムを記録このウォッチでは、心拍のリズムを記録し、それをスクリーンに表示できる。

医療研究用の「Study Watch」として2017年に発表され、注力された活用エリアの一つが循環器系だった。それを踏まえての今回のECG機能の認可となる。・一般発売はなし健康機能を備えたスマートウォッチというと、ユーザーの日々の健康状態や運動量を把握できるものが多いが、Verilyはウォッチをさまざまな病気の研究に医療データを役立てるという大きな構想を描いている。

そのため、このヘルスウォッチは広く消費者に販売するのではなく、心疾患を抱えている患者、または心疾患が疑われる人に医師が処方する医療デバイスとなる。

とはいえ、同じくAlphabet傘下のGoogleもスマートウォッチを展開していて、ここにECG機能を持ってくる、というのはあり得るシナリオかもしれない。

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