ナントのアイコンが変更、行方不明選手の無事を祈り…ファンは花束添える

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2019年01月23日 09:42  サッカーキング

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期待を胸に、ナントからカーディフ・シティへ飛び立っていたサラ [写真]=Getty Images
リーグ・アンのナントが緊急でSNSのアイコンを変更。ファンも花束を添え、行方不明選手の無事を祈った。イギリスメディア『BBC』がその模様を伝えている。

 28歳のアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラは19日にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いるナントからカーディフ・シティへの移籍が決定。そして21日の夜、フランスのナントからイギリス西部のウェールズへ向かうため、小型飛行機に搭乗した。報道によると、ナントを離陸してオルダニー島上空を飛行している間に、機体が行方不明に。捜索が行われているが、まだ選手やパイロットは見つかっていない。

 この一報を受けて、クラブやファンが動いている。ナントは公式ツイッターのアイコンをサラの顔写真に変更。サポーターはナントの噴水広場に黄色いチューリップを添えて、サラの無事を祈った。

 ナントはTwitterで次のように投稿している。
https://twitter.com/FCNantes/status/1087731796538806275
「ナントは、今夜サポーターとラリー(選手の愛称)への無事を祈ります。18時半からナントの王室前の噴水のふもとに黄色いチューリップを添えることができます」

 同紙によると、墜落したと思われる付近で飛行機の浮遊物が見つかったとのこと。警察は飛行機が跡形もない状態などを確認し、さらには「もし彼らが水上に着陸したのであれば、残念ながら、現時点では生存の可能性は低いです」とコメントしており、最悪の事態が想定されている。

 現在28歳のサラはボルドーの下部組織出身で、これまではボルドーやカーンなどでプレーしてきた。ナントには2015−16シーズンから所属。2016−17シーズンからは3シーズン連続でリーグ戦2桁得点をマークしており、今シーズンは途中就任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下でプレーし、リーグ・アンで19試合出場12得点とゴールを量産していた。
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