ホーム > mixiニュース > 海外 > シベルチ山が噴火 噴煙4000m カムチャツカの火山活動活発化!地震との関係は?

シベルチ山が噴火 噴煙4000m カムチャツカの火山活動活発化!地震との関係は?

0

2019年01月24日 14:21  ハザードラボ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ハザードラボ

 24日朝、カムチャツカ半島のシベルチ山で噴火が発生し、噴煙が火口上空4000メートルの高さに到達した。ロシア科学アカデミー(IVS FEB RAS)カムチャツカ火山噴火対策チーム(KVERT)は、航空カラーコードを危険度が2番目に高い「オレンジ」を維持して、周辺を航行する航空機に注意を呼びかけている。
 シベルチ山は先週16日未明にも溶岩流出を伴う噴火が起こったばかりで、欧州の地球観測衛星の画像では、山頂火口内では溶岩ドームが高さ2500メートルまで成長し、その一部が北側の火口壁から漏れ出しているようすも確認されているという。
 この溶岩流に伴って山肌の雪が溶け出し、大規模な雪崩も発生している。けさの噴火は、それほど規模は大きくなかったが、KVERTはいつでも噴煙の高さが1万〜1万5000メートル上空に達する大規模爆発が起こる可能性があるとして、航空カラーコード「オレンジ」を発令している。

21日にはベズイミアニ山も大爆発! カムチャツカ半島では今月21日にも、シベルチ山の南南西60キロに位置するベズイミアニ山が爆発し、噴煙の高さは1万メートルを超えて、600キロ先の大陸方向へ運ばれたばかり。このときは、危険度が最高位の赤の航空コードが発表された。  ロシア科学アカデミーによると、カムチャツカ半島には280を超える火山が存在し、そのうち地上には170、海底には112の火山が分布していることがわかっている。なかでも活動が活発な72火山は、環太平洋火山帯の15%近くを占めており、地球上に吐き出される火山噴出物の2割がカムチャツカ由来なのだという。

カムチャツカは「火山の博物館」 これらの火山は、地形や地質、噴火様式もさまざまで「火山の博物館」と言われるほどだが、研究対象になっているのは72火山のほんの一部で、ほとんどは実態解明が進んでいない。  南北に長いカムチャツカ半島で、活火山が集中するのは東海岸沿いで、シベルチ山やベズイミアニ山もそのひとつ。これらの火山群は、太平洋プレートが北米プレートに沈み込む千島海溝に沿って連なっていることから、海洋プレートが沈み込むときに滲み出した水が、マントルを溶かしてマグマを作り、そのマグマが上昇して火山を形成すると考えられている。

 政府の地震調査委員会は、北海道東方沖の千島海溝では、今後30年以内にマグニチュード(M)9クラスの超巨大地震が「最大40%」の高い確立で発生すると推察しているが、プレートの沈み込み帯で起きる地震は、火山活動とも関連していることを覚えておきたい。

    あなたにおすすめ

    前日のランキングへ

    ニュース設定