ナントからカーディフ・シティに移籍したアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを乗せた小型飛行機が消息不明となっている事故について、現地警察が「捜索を打ち切る」決断を下した。
https://twitter.com/GuernseyPolice/status/1088455177361711104
サラは21日の夜、イギリス西部のウェールズへ向かうため小型飛行機に搭乗。フランスのナントを離陸してイギリス海峡上空を飛行している間に行方不明に。同機は墜落した可能性があると伝えられていた。2機のヘリコプター、救助艦が現場へと向かったが、厳しい気象条件も影響し、捜索が難航していた。
サラは搭乗後すぐに友人へ「僕は飛行機に乗っているが、粉々になりそうだ」「もし1時間半以内に僕から連絡がなければ…。誰かが僕を救出しに来てくれるかは分からない。見つからないだろうから」など、異変が生じたことを示唆するメッセージを音声で送信していたことも判明している。
現在28歳のサラはボルドーの下部組織出身で、これまではボルドーやカーンなどでプレーしてきた。ナントには2015−16シーズンから所属。2016−17シーズンからは3シーズン連続でリーグ戦2桁得点をマークしており、今シーズンは途中就任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下でプレーし、リーグ・アンで19試合出場12得点とゴールを量産していた。