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南太平洋ソロモン諸島ティナクラ山が噴火「誰も知らない…」

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2019年01月30日 10:31  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真2012年の噴火はNASAの地球観測衛星だけが見ていた(NASA Earth Observatory)
2012年の噴火はNASAの地球観測衛星だけが見ていた(NASA Earth Observatory)

 半世紀前の大爆発で全島民が避難し、無人島となっている南太平洋のティナクラ火山が今月17日、小規模噴火を起こしていたことがわかった。付近上空を飛んだ旅客機の乗客が偶然噴火の瞬間をとらえた。
 パプアニューギニアの東方沖に浮かぶソロモン諸島のうち、ティナクラ島はサンタクルーズ諸島に属する標高は851メートルの火山島だ。

 かつては島民が住んでいたが、1840年ごろに起きた激しい噴火で、火砕流が島全域を襲って全島民が死亡。20世紀中頃に、ポリネシア人約160人が移住してきたが、1971年9月から12月まで続いた噴火では、火砕流と津波が発生。火口の西にできた亀裂からは溶岩が流出し海岸線に達し、全島民が退去した。  そのため、現地の状況は衛星の観測データなどで把握するしかないが、今月17日、偶然上空を通りがかったソロモン諸島在住の女性ゼイ・イアン(Zey Yian)さんが飛行機の中から、噴煙の上昇に気づき、SNSに公開。

 伊トリノ大学による火山観測プロジェクト(MIROVA)が、地球観測衛星の赤外線サーモグラフィ画像を分析した結果、ティナクラ山では、昨年秋以降、火口周辺で高温域が拡大していて、活動が活発化する兆しがあることが確認された。過去の噴火事例から考えると、今回の噴火も溶岩を噴出するストロンボリ式噴火の可能性が高く、火砕流が発生しているおそれがある。  近年では2012年に比較的大きな噴火があったことが、米国の地球観測衛星画像で確認されているが、地理的に離れていることもあって誰も知らない活動だ。

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