【働く女の「モテ道場」】外見に無頓着な人が「内面で勝負したい」と言っても説得力ゼロ

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2019年02月01日 15:00  citrus

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前回は「なぜ婚活女性たちがイケメン男性ばかりを求めるのか」について考えてみました。簡単に言うと、見た目は中年おばさんに差し掛かっているのに、王子様に恋したがっているお子ちゃま脳だって話でしたね(バッサリ)。

 

とはいえ、ネット上では、こうした女性の恋愛傾向を「※ただしイケメンに限る」と揶揄したり、自虐モードに入ったりしているだけの男性を多数お見受けするのも事実。それはそれで改善の余地がありますから、続けてひとことふたこと言わせていただきますね。

 

 

■「生理的にムリ」の真意

 

前回申し上げた通り、私自身は結婚相手を「見た目」で選ぶのは本質的じゃない、見た目は表面的なもの、だと思っています。でも! だからこそ! 婚活で成功したいなら、見た目やファッションに気を遣え、と言いたいんですよね。

 

そもそも女性にアプローチする場合は「生理的にムリ!」という第一関門がありますが、それは「イケメン以外認めない」わけではありません。世の婚活男性の中には、見た目に無頓着すぎる層が一定数います。「女性の高望みだ」というレベルと、「おっしゃる通り」というレベルがごちゃ混ぜに語られがちなんですよね。

 

そこで、いち女性として、かつ婚活アドバイザーとして、「許せない見た目」の境界線は次の2つだと考えます。もちろん、これらに当てはまっても結婚されている方やパートナーに事欠かない方はいらっしゃいます。あくまで「婚活に苦戦する男性あるある」としてご覧ください!

 

 

■デブが許されるのは土俵の上だけ

 

以前、身長165センチで体重100キロ超えの男性会員が入会を希望されたことがありましたが、BMIでいうと36以上となります。筋肉量にもよりますが一般的に肥満体型とされるBMI25を10以上越えていますから、「このままでは無理です」とお断わりしました。

 

このくらいになると、希望を出してもお見合いがなかなか通りません。常に「ぜ〜ぜ〜」と苦しそうにしている状態ですから、「見苦しくって一緒に歩くのも嫌」と言われても反論できません。エステや美容医療で痩せようとしても、「まずは食事制限と運動で痩せてください」と言われます。このままでは自分に甘く、努力できない人間であることをアピールしているようなものです。婚活というよりむしろ、そういう性的指向を持った女性を狙い撃ちした方が良いでしょうね。

 

婚活もダイエットも、ある程度までは自分で自分を変えていかないとダメなんです。人生100年時代ですから「健康は金なり」で、不健康はリスクが高いんですよ。心臓に負担がかかって、足腰もすぐ弱ります。そして、必要以上に汗をかく。動きもトロい。家にいるだけで邪魔。家の中で場所もとる。洗濯物がデカくて干すのも畳むのも面倒!

 

この世でデブが許されるのは、土俵の上だけだと思ってください。これだけ太っていて「どうせ女はイケメンが好きなんだろ?」と文句を垂れているとしたら、相手の立場で物事を考えられていない証拠です。

 

 

■「キスできない」のはこんな人

 

第一印象アップのためには笑顔が大事……とは言うものの、ニーッと笑った瞬間に汚い歯が見えると逆効果。歯並びについては、日本ではまだチャームポイントや個性として受け入れられることもありますが、歯が抜けたり黒ずんだりしているのはNG。たばこのヤニなのか、虫歯や歯周病なのか……いずれにしても、汚い歯は不健康に見えますし、清潔感を欠いてしまいます。

 

難しいことは考えず、まずは保険適用の歯医者さんに行きましょう。月に1回歯石取りをするだけで歯周病のリスクを減らせますし、見た目もマシになります。歯医者さんに聞けば、自宅で使える手ごろなホワイトニングキットを紹介してくれます。歯がない場合も、美容医療の範疇に入るインプラントや差し歯ではなく、部分入れ歯で安価に済ませられるのです。

 

歯周病は30代後半での発症率が最も高く、口臭もひどくなります。どんなにいい人も、「この人とキスできないな」と判断されたら、恋愛脳にもストップがかかり100年の恋どころか、1日の恋すら始まりません。外見を気にしないことを男らしさとはき違えている男性は毎朝、鏡を見ましょう!

 

 

■たった数万円の自己投資で急にモテる

 

以上2つは治療の範疇に入りますから、解決に時間がかかるかもしれません。専門家に相談する必要も出てくるでしょう。でも、多くの男性は、ちょっと見た目に無頓着なだけ。

 

男女ともに「見た目の改善」を提案すると、なぜか生まれ持った体や人格否定をされたように感じて憤慨する人がいますが、逆なんです。悪くない条件なのに、第一印象で落とされてしまうなら、落とされない程度のレベルにすればいいだけ。問題が分かれば解決も簡単でしょ?

 

肩の位置がズレたシワシワの吊るしスーツに、ヨレヨレのネクタイ……そんなダッサダサの服を着る男性たちは超簡単。これってチャンスです! 1コーデ分の洋服と1回の美容室代なんて、たった数万円。その程度の自己投資でいきなりお見合い依頼殺到のモテモテ男子になる人はザラにいます。

 

個人でパーソナルスタイリストをつけることもできます。都心部のオシャレ美容院で髪を切り、ついでに眉やヘアセットの手入れ方法を聞けば、美容師さんが親身になって教えてくれますよ。

 

 

■上から目線の婚活女子を逆手に取れ

 

男性諸君に(……と一部の女性に)知っていただきたいのは、「内面で勝負」という話と、「外見には無頓着で良い」という話はまったく別だということです。仕事の面接だって、見た目がいいほうが選考されやすいでしょう。

 

「外見は内面の一番外側」です。自分の身だしなみにすら気を遣えない人は、パートナーへの気遣いもできないと思われても仕方ないのです。

 

見た目が汚い、だらしない人は「見た目を直さない理由」を探しているだけではないでしょうか? 見た目を否定されたとわめくより、さっさと見た目を良くしましょう。ステキな中身をお持ちなら、上から目線の婚活女子にイライラしていないで、それを逆手に取ってやりましょうよ。改善するかしないか、それだけです。一人でできないなら、私が同行してさしあげましょう!

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