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心理カウンセラーが教える、ネガティブな妄想から抜け出す方法

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2019年02月09日 11:10  まぐまぐニュース!

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まぐまぐニュース!

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日々ポジティブに生きられればそれに越したことはありませんが、人間常に前向きでいられるわけではありません。落ち込んでしまった時、そこから立ち直るすべを知っておくことも重要です。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんが、ネガティブ妄想から抜け出す処方箋として「思考の客観化」を提唱するとともに、その具体的手法を紹介しています。

繰り返されるネガティブな妄想を止める簡単な方法

ここでお話するネガティブな妄想って例えば、どういうことを指しているのかと言うと…。

妄想例

 

昨日、お客さまからクレームを受けた時、上手に納得してもらえなかった。明日出勤したらきっと上司に怒られるんだろうな…。

 

でも、そもそもお客さんが説明書を見ないまま使用したのが悪いのに、どうしてたまたま電話に出た私がクレームを受けなきゃならないの?

 

そういえば、昔、部活動顧問が厳しすぎるからって部長が部員代表として文句を言いに行く時、「一緒に来て」と言われたからに行っただけなのに、なぜか私が文句の首謀者みたく思われて監督から怒られたっけ。

 

どうしていつも私だけこんなにババを引くような目に合うんだろう?ババを引くだけの人生なんて生きている意味があるんだろうか?

 

コンビニに行ったって愛想よく挨拶してもらったことがないし、受験の時だって私が本当に受験したかった学校は「受かりっこないから」と受験させてもらえなかった…。

 

やっぱり私はババばかりの人生なんだ…。

と、こんな具合に、まだ見ぬ未来について、過去のネガティブな体験の記憶と因果関係を構築しては、自分に何かネガティブなことが起きる可能性があるということを、何度も何度も繰り返し考えては

「どうしよう…」

「どうすれば…」

「さあ大変…」

「もう無理だ…」

と、自分をどんどん追い込み行動できなくしていくのが、ここでお話しているネガティブな妄想です。

私たちって野生動物としての本能を持っているので、ぼんやりしているとネガティブな方向に思考が持っていかれることがあります。たとえば

  • どこかに敵が隠れているんじゃないか?
  • 悪天候になるのではないか?
  • 食料が尽きてしまうのではないか?
  • よくない病気にかかるのではないか?

こういう原始的な恐れって脳のどこかに残っているんでしょうね〜。なので、現実には起きそうにない、SF映画みたいなことでも、真剣に妄想してはさらに不安を増幅するみたいな…。

さて、前置きが長くなりましたが考える必要のないこと…、むしろ考えるせいで悪影響を及ぼすような妄想をどうすればやめられるのかってことをこれからお伝えします。

一番手軽で、かつ効果がある方法は、自分の無意識の思考を客観的に評価すること」です。

自分が無自覚にどんな妄想を延々やっているのかわからないと止めようがありません。なので、まずは妄想を書き出してみるといいのですが、注意したいのは「書き出すことが目的ではない」ということです。

書き出すことの目的は「これって考えるだけ無駄な妄想だよね」と気づいて止めることです。妄想内容を書き出したら、「もしも他人からこの話を聞かせられたらどうコメントしたくなるか?」という第三者視点で書き出した妄想を改めて評価してみるのです。

「でも、自分で書き出した妄想を自分で客観的に評価できるの?」

そう思ったかもしれませんが、その答えは「YES」です。あくまでも赤の他人として自分が書き出したものを読んでくださいね。

よく間違えやすいのが、自分がどんな妄想にどれくらい苦しんでいるのかを相手にわかりやすく伝えることを目的にしてしまってただただ書き出しているケースです。

これの何が間違っているのかというと、自分の悩み苦しみなど内側にあるストレスを外に出すことをアクティングアウトと言いますが、このアクティングアウトって癖になりやすいんです。なぜなら吐き出すとちょっと楽になれるからですね^_^

本来の目的は妄想と向き合い改善修正するために書き出しているのに、いつのまにか「吐き出し楽になることが目的になっちゃうんです。

これって完全に現実逃避ですね^_^

妄想と向き合うことなく、ただただ妄想を無制限にアクティングアウトしていると、自分でストレスを乗り越える力(レジリエンス)が育まれません。そもそも妄想をわかりやすく書くことに集中すればするほど余計に妄想の世界に入り込んでしまうので、いつまで経っても客観視ができません。

おっと、話を戻します。

ですから妄想をある程度書き出したら、それを「あたかも他人が書いたかのように自分でまた読み返しながらこれを書いた人にどうコメントしたくなるかを考えてみます

よくある自分に対する実際のコメントとしては、

「あなたも暇ね〜。妄想の他にやることないの?」

「結局、それって現実逃避じゃないの?」

「そんなに心配なら、なんで行動して解決しないの?」

など、結構手厳しいコメントだったりするわけで…。でも、そんなふうに自分に対して客観的にコメントできるようになると、妄想に取り込まれているのかもわからないような不安定な世界から抜け出せます

他にも脱フュージョンとか妄想している暇がないくらい魅力的な目標をセットして目標に向かって行動することとか、妄想を止める手段は無限と言ってもいいくらいあります。

僕が一番お勧めするのは、妄想することの本当の目的を徹底的に考えてみることですが、私たちって自分で自分に嘘をつくのでちょっと一人でやるのは難しかったります。なので、今回のお話になったということですね。

ということで、予想通りかなり長くなってしまいました。本当は動画でお話しようと思っていたのですが、文章には文章の良さもあるので、あえて書いてみました。

image by: Shutterstock.com

MAG2 NEWS

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このニュースに関するつぶやき

  • 辛い、悲しい、そんなことではどうにもならない。
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  • 悪い事を予め考えとく…言い方を代えれば「転ばぬ先の杖」なワケで。ネガティブは根拠も無い能天気なポジティブシンキングより素晴らしいと思いますけどね。
    • イイネ!100
    • コメント 2件

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