スバルが2019年モータースポーツ参戦体制を発表。BRZで参戦のスーパーGTは井口&山内コンビ続投

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2019年02月13日 11:41  AUTOSPORT web

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2018年シーズンのスーパーGT300クラスを戦ったSUBARU BRZ GT300
スバル/スバルテクニカインターナショナル(STI)は2月13日、2019年のモータースポーツ活動計画について発表。スーパーGT300クラスについては井口卓人、山内英輝のふたりを起用し、SUBARU BRZ GT300で参戦する。

 スバルBRZをベースとするJAF-GTマシンのBRZ GT300で国内最高峰のスーパーGTに挑戦しているスバル。2018年は第3戦鈴鹿で3位、第6戦SUGOでポールトゥウィンを飾る力走をみせたが、トラブルからリタイアを余儀なくされることも多く、ドライバーズランキングは8位と苦戦を強いられた。

 2019年シーズンに向けては、マシンに搭載する水平対向ボクサーエンジンの耐久性、信頼性や燃焼効率の改善、シャシーと空力特性の最適化、タイヤ接地効率向上などの改良を実施。井口、山内コンビを継続起用して王座獲得を目指す。チーム総監督は渋谷真STIプロジェクトゼネラルマネージャーが、チーム運営はR&D SPORTが担当する。

 またスバル/STIは2018年から参戦を続けるニュルブルクリンク24時間レースについても継続して参戦。ギヤ比の最適化やブレーキ制動バランス、空力の見直しや全面的な耐久性向上を図ったスバルWRX STIでSP3Tクラスに挑み、2年連続通算6度目のクラス優勝を目指す。

 チームを取りまとめるのは辰己英治総監督。ドライバーはカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内/井口の4名を継続起用する。

 1月末に開幕を迎えているJRC全日本ラリー選手権については、新井敏弘、勝田範彦選手、鎌田卓麻のスバル協賛選手がWRX STIで参戦するほか、トヨタ86とスバルBRZのワンメイクレース『GAZOO Racing 86/BRZ Race』ではプロフェッショナルシリーズの井口と久保凜太郎、クラブマンシリーズの池島美紅をサポートしていく。

 またSTIの設立30周年を記念するイベント、『STI MOTORSPORT DAY』を3月10日に富士スピードウェイで開催することもアナウンスされた。当日は各シリーズのドライバーが登場するほか、2019年のGT300を戦うBRZ、ニュル24時間を戦うWRX STIの公開テストも行われる予定。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしよう。

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