【大人のフェイスブック講座】些細なことだけど残念な印象を与える行為

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2019年02月15日 15:00  citrus

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今日もSNSは寂しい私たちに、つかの間の安らぎやうわべの励ましを与えてくれています。現実逃避や空威張りといった甘美な快感を味わわせてくれるのも、お手のもの。ああ、なんてありがたい存在なのでしょうか。

 

しかし同時に、使い方をひとつ間違えるとヤケドをする危険な存在でもあります。ここではフェイスブックでやってしまいがちで、些細なことだけど見ている人に「うーん、ちょっと残念……」という印象を与えてしまう5つの行為をご紹介しましょう。

 

●【残念な印象を与える5つの行為】

 

その1「ほかのコメントを読まずに同じ質問をする」

その2「公開設定が『友達限定』なのにシェアする」

その3「昔の投稿に、あらためてコメントをつける」

その4「当人がフェイスブック上で明かしていない情報を書く」

その5「場所やURLなど必要な情報が書いてない」

 

みなさんも、見かけた覚えがあるかと存じます。あるいは、「あれ、自分もやってるかも」とギクッとなさったでしょうか。どれも、本当に些細なことです。間違った使い方とも言い切れないし、わざわざ指摘するほどのことではありません。それだけに、本人はいつまでも自覚せずに同じことを繰り返しがちです。

 

 

■その1「ほかのコメントを読まずに同じ質問をする」

 

見ている側は「それ、もう上のほうで解決してるから」「さっきも同じこと言ってる人がいるから」という突っ込みを入れずにいられません。これをやる人は、ちょっと調べればすぐわかること(本の作者の名前とか)を平気で尋ねる傾向もあります。

 

まあ、スマホだとほかの人のコメントを見るのが面倒だったりもするので、仕方ないのかもしれません。ただ、知らないうちに「うーん、ちょっと残念……」という印象を与えたくなかったら、もうひと手間を惜しまないようにしましょう。

 

 

■その2「公開設定が『友達限定』なのにシェアする」

 

お気持ちは、たいへんありがたいし嬉しいと思います。しかし、公開設定が「友達限定」になっている投稿をシェアしても、シェアの意味はほぼありません。「いいね!」もほとんど付かなくて、シェアしてもらった側としてもなんだか悪いことをした気になってしまいます。シェアするときは、その投稿の公開設定を確認しましょう。ほかのサイトの記事のリンクを紹介している場合は、どういう設定でも大丈夫ですけど。

 

じつは自分も、フェイスブックを使い始めたころに、この過ちをやっていました。なにも意識せず「友達限定」の投稿をシェアしたところ、相手が「私の勝手で『友達限定』の設定にしているので見てもらえる人が少ないかもしれません。せっかくシェアしてもらったのにごめんなさい」とやさしく指摘してくれて、初めて「あっ、そっか」と気づいた次第です。謝るという形でこちらの無知を指摘してくれた相手に、高い大人力を感じました。

 

 

■その3「昔の投稿に、あらためてコメントをつける」

 

フェイスブックでは、何かの拍子に半年も一年も前の友達の投稿がフィードに流れてくることが少なくありません。あわてん坊さんは、投稿の日付を確認する前に「ハワイに行ってるんですね。うらやましい!」なんてコメントをつけて、相手に「い、いや、行ったのは去年なんですが……」と気をつかった返信をさせたりしています。何となく違和感を覚える投稿にコメントするときは、日付をちゃんとチェックしましょう。

 

 

■その4「当人がフェイスブック上で明かしていない情報を書く」

 

もちろん、ほかの人も見ることができる場所で住所や電話番号を書いてしまうのは論外だし、それはさすがに誰もやらないでしょう。しかし、会社名や学歴や離婚歴や子どもの年齢など、当人がフェイスブック上で明らかにしていない情報なのに、コメントなどでそれがわかる書き方をしている事態は、しばしば見かけます。

 

ものすごく細かいことだと、登録名をローマ字やひらがなにしている人のコメント欄で、その人の名前を漢字で書いてしまうのもちょっとだけ危険。ま、たいていはどうってことありませんが、もしかしたら何か事情や理由があるのかもしれません。

 

 

■その5「場所やURLなど必要な情報が書いてない」

 

お店やイベントなど、フェイスブックのおかげでいろんな情報を伝えたり得たりすることが簡単になりました。こっちもよくわかっている事柄についてだったらいいんですけど、たまたまフィードに流れてきたお店の投稿に「こういうフェアをやっているので来てください」と書いてあって「おっ、行きたいな」と思っても、どこにあるどういうお店かが、苦労しないとわからないといったケースはままあります。

 

とはいえ、お店の投稿にいちいちURLが入っているのもうっとうしいという考え方もあるので、そこは程度問題ですね。ただまあ、必要な情報が欠けているせいで、せっかくの投稿を読み流されてしまったら残念です。ありがちなのは「自分にとって周知の情報」が抜けてしまうパターン。自分も伊勢うどんがらみの投稿をするときは、「自分にとって周知の情報」を書き漏らさないように気を付けたいと思います。

 

いろいろ細かいことを言ってすいません。ほとんどの人は(自分もですけど)、こういうケースと遭遇してもいちいち「おいおい」と思っているわけではなく、適当にスルーしているはず。フェイスブックの使い方も慣れ具合も人それぞれなので、ちょっとぐらいのことはスルーするのが大人にとってもっとも大切な心がまえと言えるでしょう。

 

ただ、こういう行為は残念な印象を与えかねないと知った今となっては、自分ではやらないように気を付けたいところ。けっして、こうした行為をしている人を探して「こいつ、わかってないな」と見下すための記事ではありません。逆に、このあたりのことに気を付ければ、周囲に「ちゃんとした人」という印象を与えることができるでしょう。自己満足の域を出ないかもしれませんが、そもそも自己満足のためのツールなのでそれで十分です。

このニュースに関するつぶやき

  • 本家サイトを検索したら3年前の記事だった。しかもリンクをクリックしたら「指定されたファイルが見つかりませんでした。」と表示されて強制的にトップページに飛ばされる。citrusもAllAboutも似たようなことやってんの?
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