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女子アナ戦線に異状あり 独立を選んだ宇垣美里、小川彩佳、吉田明世さんらの勝算とは?

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2019年02月15日 17:01  AERA dot.

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写真独立を選んだ吉田明世さん (c)朝日新聞社
独立を選んだ吉田明世さん (c)朝日新聞社
 2019年も早くも3ヵ月が経過しようとしているが、今後さらに競争激化が予想されているのがフリー女子アナウンサー戦線だ。

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 かねてからフリーとして活躍していた元フジテレビの加藤綾子アナ、元TBSの田中みな実アナらに加えて、昨年3月には元NHKの有働由美子アナが同局を退社し、日本テレビ系「NEWS ZERO」のキャスターなどに就任。

 今年に入ってからも1月には元TBSの吉田明世アナが同局を退社。

 加えて、テレビ朝日の宇賀なつみアナ、TBSの宇垣美里アナも3月末での退社する予定で、ここに来てテレビ朝日の小川彩佳アナも結婚を機に同局を退社することを発表している。

 近年、増加傾向にある人気女子アナのフリー転身だが、芸能評論家の三杉武氏はこう分析する。

「不景気の中で高い給料水準の民放キー局の局員という安定した立場を捨てることに違和感を覚える向きもあるかと思いますが、女子アナを取り巻く労働環境はかなり過酷です。朝の情報番組に出演する一方、夕方や夜に収録される番組にも出演したりするケースもあり、体力的な消耗も激しい。それでいて勤務中はもちろん、プライベートに至るまで芸能人並みに世間の注目を集める立場ということもあり、日頃から抱えるプレッシャーやストレスも半端ではないですからね」

 さらに、テレビ業界を取り巻く不景気も影響を及ぼしていると推測する。

「テレビ業界も不景気でキー局の中でも給料がダウンしているところも多い。一方で、番組制作費が切り詰められていく中、自前の局アナ、とくに人気アナに負担が偏る傾向が強まっています。とはいえ、会社員なのでどんなに成果をあげても飛躍的に収入が増えるということはない。また、人間関係に疲れるという話もよく聞きますね。一見華やかに見えるテレビ業界ですが、番組作り一つをとっても“団体行動”が基本で先輩、後輩などの上下関係が厳しい体育会系気質が強い。アナウンス室もそうした傾向が色濃く、それでいて人気商売の面もあるので社歴と実力が比例しない。先輩や同僚との人間関係に悩むケースも多いそうです」

 民放テレビ局の情報番組スタッフも相づちを打つ。

「女子アナがフリーに転身すると、お金目当てというイメージを抱かれやすいですが、実際のところはモチベーションや精神的な要因も大きいと思います。人気女子アナといっても局員の一人ですから華やかな仕事ばかりしているわけではないし、業務内容も自分ではほとんど選べません。“内部”の人間なので、現場での扱いは芸能人などと比べると雲泥の差ですしね。以前にフリーに転身した元局アナが、『自分を大切に扱ってくれるマネジャーさんがいるだけで仕事のモチベーションが全然違う』なんて話していましたが、本音だと思います。キー局の女子アナになるようなコは若い頃からチヤホヤされてきたタイプが多いですし、余計に芸能人との扱いの差を痛感するのではないでしょうか」

 インターネット番組などのコンテンツの増加や2020年の東京五輪開催を控えて今後しばらくの間はアナウンサーの需要が拡大するという声もあり、複数の大手芸能事務所がフリー女子アナの獲得に動いているという実情もある。

 とはいえ、人気局アナといえども、フリーになってかならずしも成功するとは限らない。

「近年は芸能人のすみわけが曖昧になり、タレントのマルチ化が進んでいますからね。かつては女子アナの代表的な仕事の一つだったテレビ番組のMCやアシスタントといった仕事も女性タレントや芸人、アイドル、モデルなどに侵食されています」

 一方で、加藤アナや田中アナが女優業に挑戦したり、元フジの高橋真麻アナがバラエティーで活躍したり、元日テレの脊山麻理子さんがグラビアを中心に活動したりと、女子アナの方もアナウンス業以外のジャンルの仕事にも進出しているが、そう簡単ではない。

「アナウンス技術というのは女子アナの一つの武器ではありますが、それだけで芸能界で勝負していくのはラクではないですからね。結局は女子アナ本来の業務の枠を超えて、いちタレントとしてキャラクターや特技、趣味、学歴などの個性を活かしていくことになるでしょう」(前出の三杉氏)

 となると、新たにフリー転身を果たす女子アナたちに勝算はあるのか?

 テレ朝時代は主に報道番組を担当していた小川アナ、宇賀アナの2人に関しては、公私のすみ分けがカギを握りそうだという。

「過去に結婚を機にテレビ局を退社した女子アナの多くは独身時代よりも仕事をセーブし、家庭を優先する傾向が強く、小川アナもしばらくの間はその可能性が高いのではないでしょうか。宇賀アナに関しても、1月に同番組で自身の退社を公表する際、今後について『まずは朝明るくなってから起きて、(羽鳥慎一の)モーニングショーを見たり、夜に家族とご飯を食べて報道ステーションを見たり、今まで出来なかったことをしてみたい』と話していたのが印象的でした。局アナ時代は生活リズムが特異な夜の生放送番組や早朝の生放送番組を長く担当していましたし、結婚&フリー転身を機にいわゆる普通の生活を送ってみたいという願望が強いように思われます」

 そのうえで、「とはいえ、2人とも報道番組での実績があるのは大きな武器。近年とくに需要が高まっている即戦力の女性の報道キャスターとして人気を集めるのは間違いないでしょう」(三杉氏)

 元TBSの吉田明世アナについては、「昨年5月に第1子となる女児を出産しており、しばらくは育児中心の生活になるのではないでしょうか。アーティストや俳優、女優、タレントをはじめ、近年はアスリートや文化人などのマネージメントにも力を入れている大手芸能事務所の『アミューズ』が仕事の窓口なら選べる仕事の幅も広く、私生活優先の融通も効くでしょうしね」(前出の民放テレビ局情報番組スタッフ)

 また、米倉涼子や上戸彩、武井咲などが所属する芸能事務所「オスカープロモーション」入りが濃厚とされている宇垣アナに関しては、こんな話もある。

「『オスカー』にはTBSの先輩の小島慶子さんやリサ・ステッグマイヤーさんなどキャスターも所属していますが、宇垣さんは局アナ時代からグラビアに挑戦したり、コスプレ姿を披露したりしていましたし、雑誌でコラムを連載したりしていましたからね。自己プロデュース能力の高さを発揮したタレント活動のほか、事務所のパイプを活かしての女優業進出などが噂されています」(同情報番組スタッフ)

 フリー転身を機にさらなる飛躍が期待される人気女子アナたちだが、果たして勝ち組となるのは誰か?(平田昇二)

このニュースに関するつぶやき

  • ☆独立を選んだ女子アナ等の勝算とは? 不景気だからこそ、東京民放キー局アナウンサーは最強のサラリーマンのような気がするんだが。 結婚や他業種転業を除けば、人間関係でギスギスして飛び出したんかなぁ?と。
    • イイネ!0
    • コメント 1件
  • 時には局アナ、時にはタレントまがい、不平を言えば社員だと抑えつける、都合の良いように使われてるのは確かだね。
    • イイネ!21
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