「サイコパス SS」東地宏樹、関智一が舞台挨拶に登壇 有本欽隆との思い出を語る

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2019年02月17日 18:52  アニメ!アニメ!

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「『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』初日舞台挨拶」(C)サイコパス製作委員会
『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』が2月15日に公開された。TOHOシネマズ 六本木ヒルズでは初日舞台挨拶が行われ、須郷徹平役の東地宏樹、狡噛慎也役の関智一、塩谷直義監督が登壇した。



まずCase.2でメインを務めた征陸智己役の有本欽隆が亡くなったことについて、東地は「まだ実感がわかないです。吹き替えの仕事で過去何度かご一緒させていただいていましたが、今回初めてがっつり絡ませていただきました。体調が悪いと聞いてましたが、元気になって戻ってきてくれる、一緒に舞台挨拶に立てると信じていました」とコメント。そして「一緒に完成した作品を見て、色々な話をしたかったです。この作品を見ていただければ、有本欽隆の素晴らしさが分かっていただけると思います」と本作について語った。



関も「一番最初はガンダムで、欽隆さんが父親役で共演させていただきました。それから何度か親子役で共演させていただいたのですが、大御所で恐れ多く、ちゃんとお話しできたのはサイコパスが初めてでした。第1話の時に煙草を吸っていたら"関、この話は何が面白いんだ"と言われましたが(笑)」と思い出を振り返る。「最後には征陸の役をとても気に入っていて、征陸としてイベントに登壇することやCase.2でたくさん出番があることも喜んでいました。昔ながらのちょい悪オヤジで、憧れていました」と告白した。



塩谷監督は「トレンチコートで手ぶらで現場に来られ、丸まった台本を出されて、休憩になるとスッと煙草を吸われに行き、終わるとスッと帰られる。とても雰囲気のある方、すごいなと思っていました。もう1回一緒にお仕事をさせていただきたかったので、征陸の話を作りました。欽隆さんにも見て欲しかったです」と本作を手がけた理由を明かす。



そのCase.2について、東地は「男らしい話で、老若男女に好かれる人間ドラマが描かれている」、関は「近未来だけど、時代劇のような雰囲気もある、日本人は好きな話だと思います」とコメント。その仕上がりにキャスト陣は太鼓判を押した。
最後に関は「欽隆さんの最後を飾るに相応しい作品になっていると思います。悲しい、寂しい気持ちもあると思いますが、純粋に楽しんでいただければ欽隆さんにも喜んでもらえると思います」、東地は「欽隆さんも"楽しんで見ていってくれよ"と言っていると思います。劇場のどこかにいると思うので、欽隆さんと一緒に1時間を堪能してください」とメッセージを伝えた。

『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』
1月25日(金)より連続公開中
配給:東宝映像事業部
(C)サイコパス製作委員会

このニュースに関するつぶやき

  • 渋い役が多い人だったけれどご本人もそうだったんだな。宇宙兄弟のエディは彼以外考えられず、原作者もそうらしい。エディ・・・。
    • イイネ!3
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