ホーム > mixiニュース > スポーツ > 野球 > “背番号1”を託された2人…京田陽太と鈴木誠也が継ぐ重み

“背番号1”を託された2人…京田陽太と鈴木誠也が継ぐ重み

7

2019年02月19日 11:40  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

写真広島・鈴木誠也
広島・鈴木誠也
◆ 東京五輪でも活躍期待

 チームの顔ともいうべき“背番号1”。今季から新たにその番号を背負い、重責を担う2人がいる。中日の京田陽太と広島の鈴木誠也だ。

 彼らはともに入団時の背番号「51」から「1」へと変更。チームの未来を託された1994年生まれの同級生2人が、更なる高みを目指す。

 各球団の春季キャンプを視察した侍ジャパンの稲葉篤紀監督も、日本代表候補として京田と鈴木に注目。京田には「リードオフマン」、鈴木には「4番」として期待を寄せている。今秋開催されるプレミア12や、2020年の東京五輪でも活躍が期待される“侍候補”であることは間違いない。


◆ “竜のリードオフマン”として新たな歴史を背負う京田

 京田はルーキーイヤーの2017年に141試合に出場し、打率.264をマーク。さらに球団新人記録の149安打を放ち、新人王を獲得した。

 ところが、昨季は打率.235と低迷。出塁率も.297から.266に下がってしまった。盗塁こそ2年連続で20盗塁以上を記録したが、1年目を上回る結果を残すことはできなかった。

 そんな中、今季はドラフト1位で根尾昂が加入。将来のドラゴンズの主軸として期待される根尾は「ショート1本」を宣言。京田にとってライバルとなるが、遊撃の定位置を渡すつもりはない。背番号1をつけ、歴史ある名プレーヤーの仲間入りを果たす。

 中日で背番号1をつけてプレーした選手では、走攻守の三拍子そろった1番打者として名を馳せた高木守道が印象深い。高木は1960年に中日に入団し、21年間ドラゴンズ一筋でプレー。「2代目ミスター・ドラゴンズ」として通算2274安打を記録しただけでなく、名二塁手としても巧みなバックトスを披露するなどして活躍した。

 さらに、プロ入り初登板でノーヒット・ノーランを記録した近藤真一はのちに入団時の13番から1番に変更。現在、阪神でプレーする福留孝介は、新人のときから1番を背負ってきた。

 最近では2008年から堂上直倫、2015年からは友永翔太が1番をつけたが、ともに思うような結果は残せずに背番号を変更。今季から京田が背負うことで、新たなドラゴンズの歴史がスタートする。

 その京田は“竜のリードオフマン”の座を手中に収めるべく、今季は出塁率にこだわる。さらに、全試合フルイニング出場も目標に掲げている。京田が憧れの存在として挙げている阪神の鳥谷敬は、遊撃手として最多となる667試合連続フルイニング出場の記録を持つ。偉大な記録に追いつき追い越すため、新たな挑戦が始まる。


◆ 丸が抜け、チームを支える役割を担う鈴木

 丸佳浩がFAで巨人に移籍し、文字通りチームを支える役割を期待されるのが鈴木誠也だ。

 プロ6年目の昨季は不動の4番打者として広島のリーグ3連覇に貢献。打率.320、30本塁打、94打点という成績を残し、3年連続3度目のベストナインにも輝いた。

 2017年に守備中のアクシデントにより右足首を骨折した鈴木だが、昨年11月に患部に埋め込まれたボルトの除去手術を受けたものの、現在は春季キャンプで新たな背番号1をつけて練習に励んでいる。11日には今キャンプ初の紅白戦で左翼席へソロを放ち、存在感を示した。

 “赤ヘルの背番号1”は、球団創設の50年に白石勝巳が背負ったあと、古葉竹識、大下剛史、山崎隆造、前田智徳がつけ、カープの歴史を築いてきた。

 1958年に広島に入団した古葉は、1年目から遊撃手のレギュラーに君臨。1964年と1968年に盗塁王を獲得した。また、監督としても広島を球団初のリーグ優勝に導き、在任中は4度のリーグ優勝と3度の日本一に導いた名将である。

 1975年に日本ハムからトレードで広島に移籍してきた大下は、この年に44盗塁をマークして盗塁王を獲得。リードオフマンとしてカープ初優勝の原動力となった。スイッチヒッターの山崎は、1983年にレギュラーに定着してから3年連続で打率3割をマーク。外野手としても4度のゴールデングラブ賞を獲得し、攻守でチームを引っ張った。

 そして、鈴木と同じく入団時は背番号51をつけていて、その後に1番を継承したのが前田智徳だ。

 「孤高の天才打者」とも呼ばれた男は1995年に右アキレス腱を断裂する大ケガを負うも、以降も故障と闘いながら24年間カープ一筋でプレー。その類まれな打撃技術で打率3割を11度(※規定打席到達)もマークしている。2007年には通算2000安打も達成し、名球会入りを果たした。

 その前田が2013年で現役を引退して以来、カープのユニフォームに背番号1が6年ぶりに復活。今季の鈴木は打点王も視野に入れ、初のタイトル奪取とチームの4連覇に向けて突き進む。

 京田と鈴木はそれぞれ偉大な先人たちの歴史も背負いながらプレーすることになる。春季キャンプも終盤に入り、練習試合やオープン戦で開幕に向けての調整がいよいよ始まる。今季の2人の活躍に注目したい。


文=別府勉(べっぷ・つとむ)

このニュースに関するつぶやき

  • Cマークつけた時の糸井みたいに軽い素材なんでくらいの認識でおったほうが楽かもね https://mixi.at/a3xIJKN
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • ちなみに千葉ロッテは不要廃棄物の「清田育宏」が背番号「1」を着けております。さっさと剥奪すべきです。
    • イイネ!3
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(4件)

あなたにおすすめ

ニュース設定