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Spotify&Apple、立て続く企業買収 各サブスクリプションサービスの狙いとは?

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2019年02月19日 12:41  リアルサウンド

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リアルサウンド

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 2月6日にSpotifyがGimletとAnchorの買収を発表した(参照:https://japan.cnet.com/article/35132395/)。GimletとAnchorは、両社ともにポッドキャストを手がけている会社だ。一方でAppleは、2018年には音楽分析を手がけるAsaiiや音楽認識アプリShazamのほか、音楽スタートアップ会社Platoonを買収したとも報じられている(参照:https://www.musicbusinessworldwide.com/apple-acquires-ar-and-creative-services-company-platoon/)。近年数々の企業と提携し、サブスクリプションサービスの強化を進めている両社。では、こうした買収の動きはどのような狙いがあるのだろうか。デジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ氏に話を聞いた。


(関連:Apple Music、LINE MUSIC、レコチョク Best……定額制音楽配信が“動画”続々導入の理由


「Spotifyは新コンテンツの強化を目指しているのだと思います。Gimletは、ポッドキャスト制作会社のなかでも最も大きな会社です。ポッドキャストドラマ『Homecoming』などオリジナルコンテンツを持っていて、『音声版HBO(アメリカ合衆国の衛星およびケーブルテレビ放送局)』とも呼ばれています。今回の買収の動きによって、Spotifyは“ポッドキャストを配信できるプラットフォーム”として機能していくと予想されます。また、Spotifyがポッドキャストを強化すれば、音楽ではなくラジオのようなものを聞きたいという人も取り込めるため、新たなユーザー層の獲得も見込めるでしょう。


 Appleもポッドキャストを導入していますが、Appleの場合Apple Music内にはないので、別のアプリが必要になります。Spotifyのように、音楽とポッドキャストの両方を利用できるサービスは珍しいので独自性の強いサービスになっていくことでしょう。


 Appleは、長時間Apple Musicを利用してくれるような音楽的ユーザーを増やしていきたいのだと思います。音楽面での充実によってユーザーが伸びている傾向にあるので、より機能性を広げていきたいと考えているのではないでしょうか。また、買収が報じられたPlatoonは、新しいアーティストの発掘/育成を得意としている会社です。そういった会社と提携すれば、Apple Musicでの新人アーティストの発掘や、ヒットに恵まれないアーティストをブレイクさせることなどが期待できるでしょう」


 Spotifyは音楽面以外のコンテンツを強化する一方で、Apple Musicは音楽面の充実を目指しているという同氏。では、各社買収の動きによって今後どのような機能が生まれるのだろうか。


「Spotifyの場合だと、音声によるレコメンデーションや音声のプレイリストができると思います。例えば『よく眠れるポッドキャスト』のような。Apple Musicの場合は、若手や新人ミュージシャンがさらにフィーチャーされていくと思います。今後、インディーズで活動しているミュージシャンたちもApple Musicを活用するようになり、インディーズとメジャーが混ざり合ったサービスになっていくのではないでしょうか」


 企業買収とともに、サービスの充実を図るSpotifyとApple。それぞれサービスの方向性が異なる両社であるが、果たしてどちらがユーザーを獲得していくのだろうか。両社の動向とともに、ユーザーの動きにも注目していきたい。(北村奈都樹)


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