メンズブランド「ウィーウィル」新作テーマは“机上のパンク“、ビアバーで発表

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2019年02月20日 22:52  Fashionsnap.com

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2019年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
デザイナー福薗英貴が手掛ける「ウィーウィル(WEWILL)」が、2019年秋冬コレクションを丸の内のビアバー「P.C.M Pub Cardinal Marunouchi」で発表した。発表形式はこれまでと異なり、初のインスタレーション形式で行われた。

 ウィーウィルは、「ウェアラバウツ(WHEREABOUTS)」の元デザイナー福薗英貴によるブランドで、デビューシーズンの2017年秋冬コレクションからランウェイショーで新作を発表してきた。
 自分自身や世の中で起きていることに対してのもやもやがあったと話す福薗が今シーズンのテーマに設定したのは、机上でイメージしたパンクを意味する造語「デスクパンク」。ブリティッシュチェックやライダースなどパンクファッションを連想するアイテムを中心に構成しているが、スタッズではなくパールを用いたり、シルエットと仕立てを丁寧に仕上げることでウィーウィルならではのデスクパンクを表現した。
 ウェアや靴などに無造作に貼られている「WEWILL」のロゴ入りテープは、モデルたちが勝手に貼ったという設定。ドリンクを飲んだり談笑するなどモデルたちの自由なスタイルを演出するために、決まったランウェイを歩くファッションショーではなくビアバーでのインスタレーション形式を設定した。福薗は「自分もお客さんの視点で見ることができるので楽しい」とし、今後もシーズンテーマによって発表形式を変えていくつもりだという。
2019年秋冬コレクション全ルック
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