子どもを亡くしたビーグル犬、我が子同然にポッサムを可愛がる(豪)<動画あり>

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2019年02月22日 15:42  Techinsight Japan

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ポッサムと仲良しのビーグル犬(画像は『9 News Melbourne 2019年2月12日付Facebook「A pet beagle, distraught after losing her litter of puppies, has adopted a baby possum.」』のスクリーンショット)
このほどオーストラリアから生まれた子犬を亡くしたばかりのビーグル犬が、心の隙間を埋めるかのようにポッサムの子を可愛がるという話題が届いた。『9News』『New York Post』などが伝えている。

豪ビクトリア州に住むサラ・モイルさん(Sara Moyle)と娘のエル(Elle)さんが飼っているビーグル犬“モリー”が、人々の心を温かくしている。実はモリー、最近子犬を産んだばかりだが不運にも死産だった。

それからというものモリーは子どもを亡くしたことにより、ふさぎ込んでいるように見えたという。そしてしばらく経った頃、サラさんとエルさんはモリーが1匹のポッサムの子と遊んでいるのに気付いた。

ポッサムはオーストラリア界隈に生息する雑食性、お腹にカンガルーのような袋を持つ小型の有袋類である。モイルさん母娘によると「そのポッサムは明らかに母親に捨てられた可能性がある」そうだ。

モリーの背中に乗ったポッサムはそばを離れることなく、時にはじゃれ合ったり、一緒に眠ることもある。そのモリーの様子はまさに母犬が子犬に愛情を注ぐ姿と何ら変わりが無いように見える。

子どもを失った悲しみから立ち直っているモリーを見て、サラさんは「ポッサムの存在は塞ぎ込んでいたモリーを元気にしてくれました。2匹はお互いを必要としていたために本当に素晴らしい関係を築いたと思っています」と話している。

ちなみにポッサムは夜行性で、昼間は木の上や洞などで眠っていることが多い。その時モリーは、その木の下に座ってポッサムが降りて来るのを待っているという。

愛くるしい表情を持ったポッサムだが、植物などを食べてしまうために害獣扱いされることもある。しかしモイルさん母娘は、このモリーにとって大切な存在であるポッサムをこのまま一緒に過ごさせたいとのことだ。



画像は『9 News Melbourne 2019年2月12日付Facebook「A pet beagle, distraught after losing her litter of puppies, has adopted a baby possum.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

このニュースに関するつぶやき

  • 自分が産んだ子供を虐待死させる屑親もいるのに・・見習ってほしいものです。
    • イイネ!9
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