「Plan C」世界初の旗艦店がオープン、モダンで洗練された店舗が青山に

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2019年02月22日 20:22  Fashionsnap.com

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「Plan C」店内の様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
「プランシー(Plan C)」が、世界初の旗艦店を青山にオープンした。路面店と同時に国内に3つのショップインショップを出店するなど、ブランド立ち上げの時期から積極的に日本市場にアプローチしている。
【Plan Cとは?】ミラノ発注目の新ブランド「Plan C」のクリエイティブディレクターカロリーナ・カスティリオーニへインタビュー

 プランシーは、「マルニ(MARNI)」の創業者であるコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)の娘にあたり、自身もマルニに長く在籍したカロリーナ・カスティリオーニ(Carolina Castiglioni)が手掛けるブランド。父のジャンニと弟のジョヴァンニがそれぞれブランドのCEOとオペレーションディレクターを務めており、マルニの日本市場での反応や顧客層とのマッチ、国内のディストリビューターであるパラグラフとのパートナーシップにより、日本に初の旗艦店をオープンすることとなった。
 ブランドの特徴は、フェミニンでシンプルなデザインと、カラーブロックやグラフィックなどのツイストを効かせたアイテムなど。特にデビューシーズンは、カロリーナの娘が描いたグラフィックをプリントした「ビアンカ」のアパレルやバッグが人気で、今後も革小物などのラインナップが増える予定。価格はTシャツが2万円〜3万円、シャツが6万円〜10万円、ドレスが13万円〜、ジャケットが〜30万円など。バッグなどのアクセサリーは3万円〜15万円で展開する。
 旗艦店は青山のフロム・ファーストビル内の「フラボア(FRAPBOIS)」の跡地に出店。約100平方メートルの店舗には広さのあるフィッティングスペースを設置し、内装デザインはミラノのショールームの世界観を踏襲した。イタリア人アーティストのドゥッチョ・マリア・ガンビ(Duccio Maria Gambi)がストーンオブジェや什器をはじめとするインテリアを担当。石やセメントの無機質な素材とカロリーナの感性によりセレクトされた暖かみのある色味やヴィンテージの家具が組み合わされ、モダンで洗練された空間に仕上がっている。
 国内では旗艦店のほか、阪急うめだ本店や銀座三越、岩田屋本店といった百貨店を中心にショップインショップを出店。海外ではバーニーズニューヨーク(Barneys New York)、ブラウンズ(BROWNS)、ディエチ コルソコモ(10 Corso Como)などの有力セレクトショップのほか百貨店を中心に展開している。新規の引き合いも多いというが、路面店は現在のところ日本のみで、まだ他国での計画はないという。
■Plan C 青山店オープン日:2019年2月22日(金)住所:東京都港区南青山 5-3-10 フロムファーストビル1階営業時間:12:00〜20:00電話番号:03-6433-5528
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