浴槽で溺死した2歳児の遺体、酸入りバケツの中から発見(米)

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2019年02月23日 10:01  Techinsight Japan

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2歳女児の遺体を酸で溶かそうとバケツに押し込めたカップル(画像は『KWCH 2019年2月16日付「DA: 2 charged after toddler’s body found in bucket of acid」(Source: KGNS)』のスクリーンショット)
親でありながらなぜこのようなことができるか、そう思わずにはいられないほど残酷な事件が米テキサス州で起こった。浴室に放置され溺死した2歳女児を、両親はその遺体を酸入りのバケツに沈めて隠していたのだ。女児は3日後に、3歳の誕生日を迎えるはずだったという。『KWCH』『KGNS』などが伝えている。

テキサス州ラレドで痛ましい事件が起こった。2月14日の午後1時半頃、アパートに住む5児の母モニカ・ドミンゲズ(37歳)は、2人の子供を浴槽の中でシャワーを出しっ放しにし、そのまま放置した。

溺死したレベッカ・ザバラちゃん(2歳)に気付いたモニカだが救急車を呼ぶこともせず、レベッカちゃんの父親でもあるパートナーのジェラルド・ザバラ・ロレド(32歳)とともに、娘の遺体を約19リットルの酸を入れたバケツに沈め、寝室のクローゼットの中へ隠した。

近隣住民から匿名で「アパートの一室で何か不審な行いをしている者がいるようだ。危険物があるのではないか」という通報を受けたラレド警察は、すぐに現場へ向かった。消防署の協力を得て、万が一のためにとアパートの周囲を立ち入り禁止にし、中に入った。そしてモニカとジェラルドのアパートを家宅捜査したところ、レベッカちゃんの痛ましい姿がバケツの中で発見されたのだ。

レベッカちゃんの遺体は酸により溶けて、警察は部分的にしか遺体を回収することができなかったようだ。ウェブ郡地方検事は「捜査員らが直面した光景は、想像を絶するほどの残酷なものだった」と後に語っている。警察の取り調べに「娘が溺死したのは事故」と主張したモニカだったが、実は過去にも子供への傷害で保護観察処分を受けており、今回はそれを違反して犯行に及んだ。またジェラルドは、米国に違法滞在していたとして移民局でも取り調べを受けている。

2人は証拠改ざんおよび子供を危険に晒し、遺体を虐待した罪で起訴され、モニカには175,000ドル(約1,900万円)、ジェラルドには125,000ドル(約1,400万円)の保釈金が科せられてウェブ郡刑務所に勾留された。下は1歳から上は11歳までの4人の子供は、児童保護サービスに保護されているという。

2月17日、事件が起こったアパートの前ではレベッカちゃんの追悼会が行われた。この日はレベッカちゃんの3歳の誕生日だった。ラレド警察では、レベッカちゃんの死因が果たして溺死であったか否かを含め、現在も捜査を続けている。

このニュースを知った人からは、「子供を守ってこそ親と呼べるんだ。きちんと面倒みられないなら子供を持つな!」「なんて残酷で凶悪なの。こんな奴らが子供を望むべきじゃないでしょう」「浴槽での溺死だって事故とは信じられない」「なんでこんな奴らに限って子供ができるんだ」「きっと子供を長期にわたって虐待していたに違いない」「子供は親を選べないからかわいそう」「こんな奴ら死刑でいい。邪悪以外のなにものでもない」「男の違法滞在がバレるから通報しなかったんだろうな」といった声があがっている。

画像は『KWCH 2019年2月16日付「DA: 2 charged after toddler’s body found in bucket of acid」(Source: KGNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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