モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargedUp」が英ロンドンで誕生

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2019年02月23日 18:01  Techable

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一定のエリア内に設置された貸出スポットで自転車を借りたり、返却したりするバイクシェアリングが世界各地で広がっているが、この仕組みをスマートフォン用モバイルバッテリーに応用したのが、英ロンドンで2017年に創設された「ChargedUp(チャージド・アップ)」だ。・モバイルバッテリーのシェアリングサービス外出先で友人・知人と連絡を取り合ったり、目的地までのルートを検索したりと、いまや外出時にもスマートフォンやモバイル端末の利用は欠かせない。

そこで、「ChargedUp」は、シェアリングエコノミー(共有経済)のコンセプトを応用したモバイルバッテリーのシェアリングサービスだ。

カフェやレストラン、ホテル、小売店などに設置された貸出スポットでモバイルバッテリーを借り出し、スマートフォンやモバイル端末の充電に利用した後、いずれかの貸出スポットで返却する仕組み。

専用アプリをインストールすると現在地周辺にある貸出スポットが検索でき、スマートフォンからQRコードを読み込むことで貸出スポットのロックを解除してモバイルバッテリーを借り出す流れとなっている。

利用料は30分あたり50ペンス(約71円)で設定されており、3ポンド(約428円)で最長24時間利用可能だ。・ロンドン市内250カ所以上に貸出スポットを設置「ChargedUp」は、現時点で、共働型オフィススペース「WeWork」やバーガーショップ「Magic Roundabout」、バー「Hoxton Seven」など、ロンドン市内250カ所以上に貸出スポットを設置しているほか、2019年2月には、英大手小売企業「Marks & Spencer」との提携も発表した。

今後は、対象エリアを英国全土に拡大させ、さらには欧州進出を目指す方針だ。(文 松岡由希子)

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