福岡の重要文化財の門司港駅1階旧三等待合室に「スターバックス コーヒー」が3月オープン

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2019年02月26日 10:32  Fashionsnap.com

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店舗内観 Image by: スターバックス コーヒー ジャパン
スターバックス コーヒー ジャパンが3月10日、国の重要文化財に登録されている門司港駅1階の旧三等待合室に「スターバックス コーヒー 門司港駅店」を出店する。

 門司港駅は1943年に創建され、1988年に日本初の駅として重要文化財に指定された。駅舎は約6年間の保存修理工事を経て、大正時代の外観に復原。スターバックス コーヒーの店舗が構える旧三等待合室も建設当初の内観を思わえる空間へと一新した。
 店舗デザインは「門司港駅の復原された駅舎や鉄道とともにコーヒーを通じて地域の語り部として歴史や先人たちの情熱を伝えていきたい」という想いから「Storyteller」をコンセプトに設定。門司港駅の雰囲気と日本の産業革命と近代化を支えた北九州の工業地帯の歴史から着想し、大版の鉄板に錆をまとわせたコルテン鋼をバーカウンターの壁面にあしらい、そこに列車のヘッドマークを用いてスターバックス歴代のロゴマークを施す。天井の鉄骨や壁面の足元には役目を終えた九州の鉄道レールを再利用することで、鉄道を通じて九州の文化、情報、人、ものを繋いできたことへの敬意を表現するという。このほか地域のコミュニティーとなることを目指し、店内の一部のテーブルや椅子には福岡県産のセンダン材を使い、地元の木工所が手掛けたオリジナルの家具を設置する。
■スターバックス コーヒー 門司港駅店オープン日:2019年3月10日(日)住所:福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31営業時間:8:00〜21:00店舗面積:約139平方メートル座数:48席(店内32席、テラス16席)
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