SHIBUYA109が"渋谷発の名物フード"開発へ、若者向けの食品ブランドを立ち上げ

SHIBUYA109を運営するSHIBUYA109エンタテイメントが、フードブランドの新規事業として「イマダ キッチン（IMADA KITCHEN）」をスタートすると発表した。今夏に事業名と同名の直営店を出店し、開発したメニューを提供する。

　同社のマーケティング機関のシブヤイチマルキューラボ（SHIBUYA109 LAB.）が実施した調査結果によれば、20歳前後の若者の間で「食」への関心が高まっているという。今回立ち上げた新規事業では、「SHIBUYA109LAND」をコンセプトにテーマパーク性の向上を図るべくリニューアルを進めているSHIBUYA109のトレンドを発信する場としての強みを活かし、これまでにない渋谷発の名物フードの開発を目指す。
　直営店で提供するメニューは独自に開発した商品に加え、食品メーカーやタレントなどとのコラボレーション企画による商品を販売。食べ歩きを想定したテイクアウトフードを中心に、1、2ヶ月ごとに設けられるテーマにあったメニューを提供する。今後は開発した商品の卸販売や、施設外への出店なども想定。ライセンス事業にも取り組む予定だという。