クルーズ客のカップル、バハマでの出港時間に50分遅れ置き去りに<動画あり>

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2019年03月03日 05:11  Techinsight Japan

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クルーズ客、寄港先のバハマで置いてけぼりに(画像は『Mirror 2019年2月28日付「Couple stranded as cruise ship leaves Bahamas after they turn up 50 minutes late」(YouTube/Reel Focus)』のスクリーンショット)
豪華客船での旅の見どころは、海上からの美しい景色と様々な寄港先での観光のひとときだろう。しかしこのほど、カリブ海クルーズを楽しんでいたあるカップルに、とんだハプニングが起こった。寄港先のバハマで出港予定時刻に間に合わず港に戻ったカップルが、船に置き去りにされたのだ。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。

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2月15日、ロイヤル・カリビアン・クルーズの「Symphony of the Seas(シンフォニー・オブ・ザ・シーズ)」に乗船していた客は、合計7日間のクルーズの6日目を迎えており、米フロリダ州マイアミに戻る前の最後の寄港地バハマのナッソーにいた。

乗船時刻は午後3時半と定められていたが、遠出をした一組のカップルは港への戻りが大幅に遅れてしまった。午後4時15分になると、港の作業員らがゲートを移動させ乗船入り口となる船のドアを閉めた。その5分後にカップルが到着。ゆっくりとではあるが港から離れていく船を見て、大慌てで手を振りながら自分たちの存在を知らせようと走っている姿が港近くの住民により撮影され、動画で公開された。

しかし船は止まらず、カップルの焦る様子を船上バルコニーから見ていた客らもなす術がなかった。カップルは港の作業員に話をしようと試みたが、彼らにはどうすることもできなかったようだ。

このカップルが、クルーズラインを通して遠出を予約していたのであれば乗船に遅刻した場合はクルーズ会社側がマイアミに戻るための援助をオファーすることもあるそうだが、ロイヤル・カリビアン・クルーズとは無関係に遠出を予約していた場合、カップルは自らマイアミに戻る手段を見つけなければならないという。

なお「Symphony of the Seas」のカリブ海7日間クルーズは、1人974ポンド(約143,000円)からで、ナッソーから米マイアミへの飛行機代は1人130ポンド(約19,000円)ほどかかってしまう。カップルが飛行機でマイアミへ戻ったか否かということについては不明だが、後日カップルの身元が明らかになった。

女性はコスタリカの女優マリア・ゴンザレス・ロッシュさん(26歳)で、男性はマリアさんと最近結婚したばかりの夫だった。ハネムーンでクルーズに出ていた2人は、バハマからの出港時間に変更があったことを事前に日程表で手渡されていたにもかかわらず、それに目を通さずにこれまでの出港時間と同じ午後5時半にバハマから出港すると勘違いしていたようだ。またマリアさんは、同じように出港時間を勘違いしていた客は他に6人もおり、彼らも乗船を逃してしまったと話している。

このニュースを知った人からは「遅れたのだから自業自得」「手を振って知らせれば船長がこの大きな船を彼らのために引き返してくれるとでも思ったのか?」「自分の意思で遠出したんだから、出港時間までに戻るのは当たり前のことでしょ」「もう少しバハマでゆっくりすればいいんじゃない?」「50分っていくらなんでも遅れすぎだろう」「同情する気にもなれない」といった声があがっている。



画像は『Mirror 2019年2月28日付「Couple stranded as cruise ship leaves Bahamas after they turn up 50 minutes late」(YouTube/Reel Focus)』『María González Roesch 2019年2月28日付Instagram「Ahora puedo decir #tb a mi pelo largo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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