空港でセラピー犬に噛まれた女児の家族、飼い主や航空会社相手に訴訟を起こす(画像は『oregonlive.com 2019年2月26日付「‘Emotional support animal’ mauls 5-year-old girl at Portland airport, $1.1 million lawsuit says」』のスクリーンショット)時に孔雀やハムスター、七面鳥など様々な動物を“セラピーアニマル”と称して機内に持ち込もうとする乗客がいる。2017年に女性乗客が連れた“セラピー犬”というピットブルに顔面を噛まれた少女の母親が、このほど飼い主の女性と航空会社および空港運営局側に対して多額の損害賠償を求める訴訟を起こした。『oregonlive.com』『The Sun』などが伝えている。
事故当時、犬の飼い主ミッシェル・ブランナンさんは「フライトに神経質になることから、気持ちを落ち着かせるためにセラピー犬を連れていたが、搭乗前にキャリーに犬を入れてなかった」と説明したそうだ。また、ミッシェルさんはセラピストからの正式な手紙を所持しており、そこにはピットブルがセラピー犬であることが記されていたという。しかしミルナさんは今回、ミッシェルさんとアラスカ航空、空港運営局「Port of Portland(ポート・オブ・ポートランド)」に対して110万ドル(約1億2,200万円)の損害賠償を求める訴訟を行い、次のように主張した。