第一子の妊娠・出産は両親の睡眠に大きな影響を与える

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2019年03月04日 21:31  妊活・卵活ニュース

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妊娠・出産と産後の睡眠
ウォーリック大学の研究チームは、出産が母親の睡眠に対して短期的に影響を与え、特に第一子の産後3ヵ月における影響は大きいと発表した。

また、第一子の出産から6年間は、母親と父親の睡眠時間・満足度は減少傾向にあると報告された。妊娠前の睡眠時間・満足度を完全に取り戻すことはできないという。

第一子の妊娠と出産が睡眠時間・満足度に対して与える長期的影響
研究チームは、2008年から2015年に掛けて、ドイツ経済研究所とウェストバージニア大学の調査報告を用いて、4659人を対象に、第一子の妊娠と出産が睡眠時間・満足度に対して与える長期的影響について検証した。

調査期間中、被験者は、睡眠に関する調査を受けた。産後3ヵ月間では、母親の睡眠時間は、妊娠前と比べ平均1時間、父親の睡眠時間は平均15分減少した。

新生児期から子供の世話は主に女性が行い、母親は、父親より、産後、睡眠障害を経験する傾向にあるという。

親としての役割や責任
子供が4歳から6歳になると、睡眠障害は軽減する。この時期の睡眠時間は、妊娠前と比べ、母親が20分、父親では15分の減少となる。

また、睡眠における影響は、第二子以降の両親より第一子の両親のほうが顕著に表れた。合わせて、授乳の場合、第一子の産後半年間は、粉ミルク使用に比べて、より強く影響した。

研究チームは、多くの親は、育児を通して喜びを得るが、一方、第一子が6歳になるまでは、親としての役割や責任の増加に伴い、睡眠時間・満足度が減少すると結論付けている。

(画像はWARWICK HPより)

WARWICK

このニュースに関するつぶやき

  • 第一子に限らず、子どもが生まれたら当分の間数時間おきの授乳や夜泣きで夜まともに寝れないのが普通。当たり前すぎることを堂々と「研究結果」として言われても…。子どもがいる親なら皆知ってる。
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