ファッションポケットが「ニューラルポケット」に社名変更、6億円の資金調達などの実施も

ファッションポケットが3月5日の今日、未来創生ファンドやみずほキャピタルなどを引受先とした総額6億円の資金調達を実施したと発表した。同時に社名をニューラルポケットに変更。アジアを代表するグローバルAI企業を目指す。

　ファッションポケットは2018年に重松路威代表取締役社長によって設立。画像AIエンジンを用いた世界初のファッショントレンド解析サービス「AI MD」を展開。2019年シーズンにおいては、「AI MD」を用いた企画商品が全国の2,000店舗以上で販売されるなど、提供先を拡大している。今回の資金調達で創業から1年2ヶ月間で合計資金調達額が11億円に達した。
　また同日、未上場スタートアップ企業や新興上場企業に対する経営支援事業および産業金融事業を行ってるシニフィアンとの資本業務提携を発表。シニフィアンの共同代表である朝倉祐介氏、村上誠典氏、小林賢治氏が、ニューラルポケットの顧問に就任した。AIを汎用的なサービスに発展させ、社会に普及させることを促進し、ニューラルポケットを日本およびアジアを牽引する企業にするべく経営面でサポートしていく。
　ニューラルポケットは今回の資金調達、資本業務提携、社名変更によって、AI技術をファッションに限らず様々な社会課題の解決に向けて発展させるという。
■ニューラルポケット：公式サイト