実写版『アラジン』のナオミ・スコット 「演じるジャスミンは強い女性」

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2019年03月07日 13:51  Techinsight Japan

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ジャスミンを演じるナオミ・スコット
5月24日にアメリカで、6月7日に日本で公開されるディズニー実写版『アラジン』。予告編ではジーニーのCGIが不自然すぎること、悪役ジャファーの声が若すぎることなどから酷評されていたが、それも注目度が高いゆえのこと。このほどナオミ・スコット(25)が、『British Vogue』にジャスミン役について語った。

アニメ版『アラジン』は1992年に公開され、今も多くの人々に愛されるディズニーの代表作である。映画『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチーが監督を務め、青いランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが、主役のアラジンをメナ・マスードが、ジャスミンをナオミ・スコットが演じている。

先月には予告編が公開され、各キャラクターがお披露目されたが、ジーニーのCGIが不自然すぎること、ジャファーが若すぎることから「なんでジーニーがウィル・スミスじゃなくちゃいけなかったの? 彼に声だけやってもらえばよかったのに」「初めてフォトショップ(加工)に挑戦したみたい」「ジャファーは中学校の英語のクラスで次のチャプターを読むように呼ばれた子みたいな声」などと酷評されている。

そんな実写版『アラジン』だが、同作で世界的に名を広めることになったナオミ・スコットは、『British Vogue』にジャスミン役についてこのように語った。

「彼女をティーンエイジャーではなくて、若い女性と見ているわ。負かせることができちゃうような強い大人の精神を持った女性ね。」
「私は彼らに言ったの。『言っておきたいんだけど、強い女性として演じたい。もし、それを求めていないのならオッケーよ。でも、私には合ってないから』って。」

ナオミ・スコットは映画『パワーレンジャー』(2017年)でキンバリー・ハート/ピンク・レンジャー役を演じ、今年は『アラジン』の他にリブート版『チャーリーズ・エンジェル』(11月1日に全米公開)にも出演する。今はハリウッドで活躍するナオミだが、その道のりは決して簡単なものではなかったという。

「オーディションに行って思っていたわ。『オッケー。これでおしまいよ。これなら役をもらえる』って。それで結局もらえないの。」
「それで次もまた、『オッケー。これだわ』って思うのに、また役をもらえなくて。長い間“あと少しの女の子”だったわ。」

オーディションに受からずに悔しい思いをして強くなったナオミ・スコット。きっとその負けず嫌いさがジャスミン役にも現れているのだろう。果たしてナオミはどんな強い女性をスクリーンで見せてくれるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)
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