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【育児ストレス】カウンセラーに聞く、子育て中「イライラしたときの原因別解決法」

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2019年03月09日 10:31  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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「子どもが言うこと聞かない」「なぜ泣いてるかわからない」「旦那が育児参加してくれない」などが理由で、イライラしてしまうことはありませんか?

子ども・夫にイラッときたら試したい! シーン別「イライラ解消法」

育児疲れで、いつもよりイライラの限界が早いとき、必要以上に子どもに怒ってしまうなどすれば、あとから後悔することも多いものです。

そこで子育て中、イライラしたときの対処法を、親子関係改善「聴く子育て」カウンセラーで、傾聴講師の白石安代さんに教えていただきました。

■ママの子育て中のイライラを解消する方法

ママが子育て中によく感じるイライラを解消する方法について、生産的な方法を白石さんに教えていただきました。お悩み別に見ていきましょう!

■1.子どもが言うこと聞かなくてイライラ!

■(1)「子どもが言うことを聞かないのは、何か理由があるのかもしれない」と考える。

白石安代さん(以下、白石)「何かに夢中になっていて聞こえていない(気づかない)、言葉の意味が伝わっていない(理解できていない)、うっかり忘れているなどの原因を想像するのです。

聞こえなかったのかな?意味が分からなかったのかな?私の言いたいことが伝わらなかったのかな?忘れちゃったのかな?子どもなりの事情でもあるのかな?など、一呼吸おいて理由を考えることでイライラしにくくなります」

■(2)「期待が大きすぎないかな?」と振り返ってみる。

白石「例えば『片付けなさい!』と言ってもできないときは、まだひとりでできる年齢ではなかったり、やり方がわからなかったりするだけなのかもしれません。

私たち親は『自分でできる子になってほしい』『将来、困らないように』と願うものです。けれど、子どもの発達や年齢に合わない期待は、高すぎるハードルの場合があります。

成長すれば自然とできるようになることも多いので『今はまだできないんだな』といったん、あきらめることでイライラしにくくなります」

■(3)それでもイライラが止まらないときは「子どもは親の言うことを聞くに越したことはない」と言い換え、心の中でつぶやく。

白石「本当は子どもにやってほしいことや、やめてほしいことを伝えたいだけなのに、“言うことを聞かないこと”にフォーカスして、イライラしてしまっていませんか?

『〜すべき!』は、してもらえないときに強い怒りに変わります。ですので、『〜するに(しないに)越したことはない』と言い換えてゆるめていくと、だんだんイライラしにくくなっていきます」

■(4)イライラの下にある、自分の“本当の気持ち”を感じる。

白石「イライラしてしまうのは子どもを心配する気持ちだったり、不安な気持ちだったり、言うことを聞いてくれないと怖いことが起こりそうという気持ちがあるから。その自分の“本当の気持ち”に目を向けましょう。

そして『私は心配なんだなぁ』『不安なんだなぁ』『怖いんだなぁ』と口に出してみること。口に出すなどしてネガティブな気持ちと向き合うことで、イライラが消化されやすくなりますし、穏やかな気持ちを取り戻すこともできます」

■2.子どもがなぜ泣いてるかわからなくてイライラ!

■(1)「子どもが泣いている理由をきちんと理解し、完璧に対応するのは不可能である」と考える。

白石「母親だからわかるはず・できるはずということはありません。子どもの心を読むことは誰にもできませんし、できないからといってダメな母親ということでもないのです。『母親なのに』『母親だから』はないものと思いましょう」

■(2)「泣くこと」のとらえ方を変えてみる。

白石「『泣くのはよくないこと』という思いがどこかにあるのかもしれません。子どもがなかなか泣き止まないと『何がよくないのだろう?』『何をしてあげれば泣き止むのだろう?』と泣かせないこと、泣き止ませることを頑張ってしまいがち。

または泣かれると母親失格と言われているような気がしたり、自分の無力さにイライラしてしまうのでは。

うまく言葉にできない子どもは、“泣くことで自分の思いを表現しているだけ。”と考えるようにするといいです。

無理に泣き止ませようとしなくても大丈夫。

泣く理由を探そうとするより、子どもの気持ちを受け止め、代弁してあげると良いです。『悲しかったね』『くやしかったね』『怖かったね』など大人が言葉で返すことで、子どもは自分の感情に気づき、心が成長していきます。

また気持ちを受け止めてもらった子どもは、共感されたことで安心感を得るので早く泣き止むことが多いです。逆に、安心したことでもっと泣く場合もありますが、問題ありません」

■3.旦那が育児参加してくれない・誰にも子育てを頼れなくてイライラ!

■(1)「なんでしないの?」より、「どうしたらうまくいくかな?」に焦点を当てる。

白石「『〜してくれない!』と思えば思うほどイライラは募る一方です。『なんでしないの?』より、『どうしたらうまくいくかな?』に焦点を当てることがポイント。『なんで?』は相手を責めて終わりですが、『どうしたら?』は改善するためのアイディアや行動を引き出します。

例えば、相手にしてほしいことを具体的に伝える、などしてみましょう」

■(2)「本当に頼れる相手はいないのかな?」ともう一度考えてみる。

白石「本当に誰にも頼れないのでしょうか? もう一度考えてみてください。意外と工夫することで頼めることもあるものです。一度、親、友人、地域の公的・民間サポートなど、いざというときの頼り先の候補をいくつか書き出しておくだけでも、安心感が生まれます」

■(3)誰かに話を聞いてもらう。そして「大変だよね」「よく頑張ってるね」と自分に言ってあげる。

白石「人は気持ちをわかってもらえるだけで安心したり、心のエネルギーが上がったりします。誰かに話を聞いてもらうと良いです。また『大変だよね』『よく頑張ってるね』と自分で自分を認めていたわることも一つの方法です」

■4.自分の睡眠不足でイライラ

■寝る時間を確保する!寝不足だから仕方ないと思う。

白石「一番の対策は、なんとかして寝ること。もちろん、それができないからイライラするのですが、もしイライラしてしまう自分を責めてしまうなら、寝不足でイライラするのは生理的に当たり前と考えること。

寝かせてくれない子どもが悪いわけでも、イライラしてしまう自分が悪いわけでもなく、『寝不足なんだから仕方ない』と考える。そして、できれば寝る時間を確保することが先決です」

■5.ママ友との人間関係がうまくいかなくてイライラ

■(1)事実と思い込みを分け、違う角度からも見てみる。

白石「例えば、次のできごとがあったとします。あなたはどうとらえますか?

事実:挨拶をしたのに相手から返事がなかった。

このとき、どのようにとらえるかによって、そのあとの感情が変わります。

A:たまたま聞こえなかっただけかもしれない。→“何とも思わない”B:挨拶を返さないなんて失礼な人だ!→“イライラ”自分のとらえ方に気づくことで、過剰にイライラすることを防ぐことができます。事実と思い込みを分けること、そして違う角度から見てみることがポイントです」

■(2)「自分と相手は違う価値観を持つ人間である」と考える。

白石「自分の当たり前と相手の当たり前は違う。私はこう考えるけど、あの人はどう考えているんだろう? 相手の事情は? と想像してみます。常識と思っていることや価値観は人によって違うもの。

でも違うから悪いのではなく、ただ“違う”というだけ。良い・悪いで分けないことが大切です」

■(3)苦手な人と無理に仲良くしようとしなくてもいい

白石「どんな人とも仲良くすべきという思い込みはないでしょうか。合わない相手と無理をして付き合おうとするよりも、上手に距離を置く、必要以上に親しくならない、会ったときに挨拶をするだけ、という選択肢もある。

一緒にいて心地よい人とだけ付き合うという選択肢もあります。自分がラクになる方法を選んでいくことが大切です」

■子どもに対してイライラするなら…「子どもの話を聞く」こと!

子どもに対してイライラしてしまう場合、「子どもの話を聞く」ことがとても大切だと白石さんは話します。

■子どものダメなところを受け入れられるようになる方法

白石「まず、自分の怒りやイライラする気持ちを悪者にしないこと。感情に良い・悪いはないのです。ネガティブな感情も大切であり、必要な感情のひとつと考えること。

イライラするときは、自分がとても困っているという状況や、いっぱいいっぱいだということに気づくチャンス。怒りにも役割があり、適切な対処を考えるきっかけになるので、イライラする自分を責めないことが笑顔への第一歩です。

また、イライラする自分にダメ出ししたり、否定をしないことも大切。『怒っちゃうときもあるよね。そんなときもあるよね』と受け入れられると、子どものダメなところも受け入れやすくなります。

例えば、子どもがかんしゃくを起こしたとき『やだやだって言いたいときあるよね〜』と受け入れられるようになっていきます。いつも受け入れられなくてもいいです。

できないときは『いつもはムリだよね』でOK。どんな自分にもOKを出せるようなると、子どもにもOKを出せるようになるので、結果イライラしにくくなります。ママが自分に対して笑顔を向けられるようなると、子どもにも笑顔でいられるようになります」

■子どもの話を「聴くこと」の重要性

白石「子どもが成長していく過程で大切なことはいろいろありますが、私は『安心感があること』が大切だと感じています。安心感とは

私(僕)ここにいてもいいんだ私(僕)は愛されている私(僕)は私でいい私(僕)は大丈夫そんなふうに思えること。そのために親としてできることが『聴く』です。

『聴く』というのは、『子どもをまるごと受けとめる』ということ。子どもに『ママには何でも話せる!』と思ってもらえるような聴き方をすると、子どもは『受けとめてもらえた』と感じ、安心感を得ます。安心感で心が満たされると、子どもの笑顔は増えていきます。

また、ママが子どもの安全基地になることで、子どもは自立しやすくなります。安心感があれば勇気も出るし、チャレンジしようという気持ちも生まれます。ママが充分、受け止めてあげると、子どもは安心して外の世界へ向かっていけます」

■聴き方の例

■子どもがおもちゃを欲しがってぐずっているとき

「そっか〜、おもちゃが欲しいんだね」と受けとめる。(実際に買う買わないは別)そのあとに「でも今日は買わないよ」と伝える。またぐずったら「うんうん、欲しいんだね〜」と、また受け止める。こうやって気持ちを否定せず受け止めていくことが、子どもの安心感につながる。

「話を聴くというのは、なんでもかんでも子どもの言いなりになることではありません。ダメなことはダメとはっきり伝えることも大切です。

話を聴くコツとしては、話を最後まで聴く、話を否定しない、気持ちに共感する、子どもがしたかったことを代弁する、自分の伝えたいことは、子どもが話し終わってからすることです」

■子育て中にイライラしてしまうママへのメッセージ

そして最後に、白石さんは、子育て中にイライラしてしまうママに次のようなメッセージをくれました。

白石「イライラしないために大切なことは、がんばりすぎないことです。

家事も育児も、人それぞれ自分の理想のかたちがあり、ついそれに向かってがんばりすぎてしまいます。そんなとき、子どものために言っているのに、子どもが言うことを聞かなかったり夫が協力してくれなかったりすると、どうしてもイライラしてしまうものです。

『私はがんばってるのに!』が積もり積もっていきます。がんばることが悪いのではないのですが、ひとりでがんばりすぎていないかな?と立ち止まることも必要なのかもしれません。

そしてママはいるだけで100点満点。できてもできなくても、すでに100点満点の存在なのだと私は思っています」

イライラへの対処法だけでなく、子どもとの付き合い方のノウハウがたくさんありましたね! ぜひヒントにして取り入れ、自分の今、目の前にあるお悩みを解決して、ママも子どもも笑顔になれたらいいですね。

【取材協力】白石 安代さん
親子関係改善「聴く子育て」カウンセラー/傾聴講師
傾聴をベースにした、子どもも自分もまるごと受けとめる子育て方法を伝えている。子育ても自分自身も「聴く」でうまくいく。

このニュースに関するつぶやき

  • 今、まさにこの状態(笑)何かしようとする度に反抗。発達上、言葉のボキャブラリー少ないが少ないから彼もイライラしとるんでしょう。むやみに怒らぬようその都度深呼吸。鼻の穴が大きくなりそうだよ(笑)
    • イイネ!1
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