鷹・ミランダが緩急自在で燕打線を翻弄 外国人枠激戦も存在感

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2019年03月09日 15:44  ベースボールキング

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ベースボールキング

ソフトバンク・ミランダ=ヤフオクD(C)KYODO NEWS IMAGES
◆ 4回0封の好投

 ソフトバンクのアリエル・ミランダ投手(30)が9日、ヤクルトとのオープン戦(筑後)に先発登板。4回を投げて1安打、1四球、5奪三振で無失点の好投を見せた。

 オープン戦2試合目の登板となったこの日は、右打者が7人並ぶヤクルト打線に対してチェンジアップとストレートの緩急で翻弄。初回を三者凡退に抑えると、2回はチェンジアップを駆使して塩見泰隆、大引啓次といった右打者2人を遊飛で退けた。

 下位打線と相対した3回は一転して速球で押すスタイルを披露。7番の西浦直亨を変化球2球で追い込み、最後は外角144キロの速球で空振り三振に斬ると、8番・松本直樹も同様の組み立てで空振り三振。ストレートについてきた9番の広岡大志に対しては、内角低めのスライダーで三者連続の空振り三振。圧巻の投球で打者一巡をパーフェクトに封じた。

 4回は二死から山田哲人に四球を与え、雄平に技ありの中安打を許して二死一・二塁のピンチを迎えたが、5番の塩見を三邪飛に打ち取り無失点で切り抜けている。


 昨季はシーズン途中の加入ながら、8試合に登板して6勝(1敗)、防御率1.89の好成績。文字通り「助っ人」として日本一に輝いたチームに貢献した。

 来日2年目の今季は開幕からローテ入りが期待される左腕だが、ソフトバンクは外国人枠争いも熾烈。デスパイネ、グラシアルのキューバ人野手2人に加えて、ブルペン要員のモイネロとサファテ、ローテの柱として期待されるバンデンハークに、さらに先発転向したスアレスもローテ入りを睨む。

 今季もシーズンを通して一軍でプレーすることは簡単ではないが、貴重な先発左腕として存在感を示した。

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