北海道コンサドーレ札幌に所属するFWアンデルソン・ロペスに思わぬハプニングが発生した。
明治安田生命J1リーグ第3節が9日に行われ、札幌は清水エスパルスと対戦。1−1で迎えた前半アディショナルタイムにアンデルソン・ロペスのPK弾で勝ち越すと、その後アンデルソン・ロペスが3点を追加して、5−2で快勝した。
問題のシーンは後半立ち上がりの49分に右サイドのクロスからアンデルソン・ロペスが追加点を挙げ、3−1とリードを広げた直後だった。ゴール裏のサポーターと喜びを共有しようと、フェンスを飛び越えたが、その先がピッチより低くなっていたため、アンデルソン・ロペスは着地後そのまま倒れ込んでしまった。スタッフが駆けつけるなど状態が心配されたが大事には至らず、その後2点を追加して4ゴールを奪う活躍を見せた。
試合後インタビューに応じたアンデルソン・ロペスは転落の場面を振り返り、「さっきちょうどすげ(菅野孝憲)とその話をして、飛び越えていなかったら4点は取れていなかったかもしれない」と会場を沸かせた。