ピケ、批判集まるコウチーニョを擁護「チームの内側からサポートする」

バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、同僚のブラジル代表FWフェリペ・コウチーニョについてコメントした。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えた。

　コウチーニョは昨年1月にリヴァプールから加入したが、今シーズンはリーグ戦25試合出場でわずか4ゴール。なかなか調子が上がらず出場機会の獲得に苦しんでいて、ファンからも厳しい声が上がっている。

　ピケは「彼（コウチーニョ）のコストはとても高いから彼のパフォーマンスレベルへの期待もより大きくなるだろう」とファンの批判に譲歩したうえで、「ファンは僕らについてきてくれる存在だから、僕たちはその反応を受け入れなければならない。でも僕たちはチームの内部から彼をサポートしなければならない」とコウチーニョを擁護した。

「僕らはシーズンの終盤にベストな彼を必要としているし、彼ならやれると僕は信じてるよ」

　バルセロナは9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節でラージョ・バジェカーノに3−1で勝利。13日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでリヨンをホームに迎える。