1ポイント差で激突…アーセナル対マンUについて知っておきたい7つのこと

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2019年03月10日 17:05  サッカーキング

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アーセナルとマンチェスター・Uが激突 [写真]=Getty Images
10日に行われるプレミアリーグ第30節では、アーセナルとマンチェスター・Uによるビッグマッチが開催される。アーセナルは前節を終えて、勝ち点57の5位。対するマンチェスター・Uは勝ち点58の4位。順位も勝ち点も、その差はわずかに1つだ。来季のチャンピオンズリーグ出場権がかかった大一番を制するのは、果たしてどちらのチームか。注目の一戦について、今回は知っておきたい7つの情報を紹介する。

■対戦成績はマンUが圧倒
両チームはプレミアリーグで過去53回にわたって対戦。アーセナルが13勝、マンチェスター・Uが24勝、そして16分けと、マンチェスター・Uが圧倒している。直近の15試合に限っても、マンチェスター・Uの8勝5分け2敗という成績だ。アーセナルにとって、マンチェスター・Uはプレミアリーグで過去最大の敗戦を喫した相手でもあり、2011年8月に2−8で敗れている。

■フランスで明暗分かれた両チーム



両チームは共に“フランス帰り”。マンチェスター・Uは6日のチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに3−1で勝利し、大逆転でベスト8進出を決めた。一方、アーセナルは翌日に行われたヨーロッパリーグでレンヌと対戦。開始3分に先制したものの、退場者を出したこともあって1−3の逆転負けを喫した。明暗分かれた両者は、試合間隔のうえでもマンチェスター・Uに一日分のアドバンテージがある。これが今回の一戦に与える影響は小さくないだろう。

■記録がかかる両指揮官



両チームが対戦するのは今季3度目のこと。昨年12月5日に行われたプレミアリーグ第15節で2−2のドローに終わったあと、今年1月にFAカップ4回戦で再戦。マンチェスター・Uが敵地で3−1の勝利を挙げた。もしこの試合でもマンチェスター・Uが勝利を挙げれば、オーレ・グンナー・スールシャール監督は就任以降、アーセナルとのアウェイゲーム2連勝を挙げることになり、これはクラブ史上初の快挙となる。一方、アーセナルが引き分け以上の結果を収めた場合、ウナイ・エメリ監督はトップリーグでのマンチェスター・U戦で最初の2試合に負けなかった指揮官となり、1958−59シーズンのジョージ・スウィンディン監督以来の偉業を達成する。

■ホームで好調のアーセナル/敵地で連勝中のマンU
アーセナルは今季のプレミアリーグ、ホームで勝ち点38を獲得。これはマンチェスター・C(勝ち点42)に次いで2番目に多い。本拠地では8連勝中と絶好調で、最後に敗れたのは今季開幕戦のマンチェスター・C戦(0−2)までさかのぼる。もっとも今回、迎え撃つのはアウェイでの公式戦9連勝中のマンチェスター・U。9連勝のうちの“1勝”が、アーセナルを撃破したFAカップでの試合であり、ライバルから再び白星を挙げるのか、あるいはアーセナルがリベンジを果たすのか。いずれにしても、白熱した好ゲームが期待できそうだ。

■絶好調の両9番



両チームをけん引するのは、背番号9をつけるストライカーたちだ。マンチェスター・Uのロメル・ルカクは、公式戦ここ3試合連続で2ゴールをマーク。それ以前は公式戦9試合連続ノーゴールだったというのが嘘であるかのように得点を量産している。対するアーセナルの“9番”、アレクサンドル・ラカゼットは、ホームでのプレミア5試合連続ゴール中。もしこの試合でも得点を挙げれば、ホーム6戦連発となり、元フランス代表FWティエリ・アンリに次ぐクラブ史上2人目の快挙を達成する。なお、同選手は今季プレミアで9つの決勝ゴールを記録。リヴァプールのモハメド・サラーを抑えてリーグトップに立っている。“決勝点率”は驚異の75%を叩きだしており、この試合でも主役の座を奪うことができるのか要注目だ。

■得点(失点)直後に要注意



「得点(失点)直後は危険な時間帯」。サッカーの世界ではよく言われることだが、両チームの対戦にも当てはまる。昨年12月に行われたプレミアの試合では、シュコドラン・ムスタフィが26分に先制点を決めてアーセナルがリードを奪ったものの、そのわずか74秒後、試合再開からは13秒後にアントニー・マルシャルが同点弾を奪ってマンチェスター・Uが試合を振り出しに戻した。また今年1月のFAカップでは、31分にアレクシス・サンチェスが先制点を決めると、その149秒後にジェシー・リンガードが追加点をマーク。マンチェスター・Uがあっという間にリードを広げてみせた。1つゴールが決まったからといって、雑用に手を出したりしていると大事なシーンを見逃す可能性が高いので、視聴者も注意が必要だ。

■予想オッズ
イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』は、この試合の勝敗予想オッズを発表。日本時間8日17時時点で、アーセナルの勝利に「2.3倍」、マンチェスター・Uの勝利に「3倍」、そしてドロー決着に「3.5倍」のオッズがついている。過去の対戦成績や現在の勢いを考慮すると、マンチェスター・Uが優勢のようにも思われるが、やはりホームアドバンテージは大きいということだろうか。なお、アーセナルはプレミアでのマンチェスター・U戦で過去13勝を記録。そのうち9勝は日曜日のゲームで挙げている。今回は“サンデーマッチ”となるだけに、彼らにとって心強いデータとなるはずだ。

(記事/Footmedia)

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