SixTONES、単独コンサートに高まる期待 『すとらじ』で展開された爆笑トーク

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2019年03月11日 12:01  リアルサウンド

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リアルサウンド

 ジャニーズJr.の人気ユニットSixTONESが、公式YouTubeチャンネルを更新。3月21〜23日に横浜アリーナ、5月1〜2日に大阪城ホールで開催する、単独コンサートについて語った動画『SixTONES【すとらじ】コンサートについて熱く?語る!!』をアップした。


(参考:SixTONESが小さな部屋で見せる大きな夢 『すとーんずのらじお』が面白い


 しかも3月23日の最終公演は13時30分より、3月1日にリリースされたジャニーズJr.の公式動画専門サイト『ISLAND TV』(https://j-island.net/live/play/id/1)にて、コンサート本編開演から中盤MCまで生配信される予定だ。


 生配信はYouTubeとは異なり、500円(税込)と有料ではあるものの、チケット代金に比べると手の届きやすい価格。チケットが入手できなかった人や、遠方でなかなかライブ会場まで足を運べない人、またはちょっとどんなコンサートか見てみたいというビギナーにとっては、新たな楽しみ方を提供してくれそうだ。


 では、どんなコンサートが楽しめるのか? と、今回アップされた動画をチェックしてみるも、やはりそこはSixTONES。彼らのワチャワチャとした姿にばかり目がいってしまい、1度聞いただけでは話が入ってこないレベルの面白さ。


 かねてから【すとらじ(すとーんずのらじお)】といえば、通常ラジオのように音声のみで楽しめる動画を目指すものの、なんだかんだ彼らの動きや表情が見逃せないコンテンツ。今回も、メンバーが考えたムチャぶりをランダムで引いて、全員でそれを実行しながらラジオ風トークを繰り広げるというのだから、一応「※ここからは音声のみでもお楽しみ頂けることを祈ります。」とテロップが出てはいるものの、決してそうはならないことは明白だ。


 「英語Only」や、呼んだことのない「あだ名」をブッ込むなど、ムチャぶりをこなしながらライブの見どころを話していくメンバー。京本大我が田中樹を「ネバス」、森本慎太郎を「セバスティン」と呼びだすと、いよいよカオスな雰囲気に。ソロコーナーについてちょっといい話をしているにも関わらず、ボケが強すぎて笑ってしまう。その流れを汲んで、ジェシーが京本を「モッチー」と呼べば、松村北斗が自分のことを「ボッチー」と言い出し、田中に「それ寂しいやつじゃん」とツッコむ。そんな小気味の良い連携プレーはまさにSixTONESの真骨頂。


 そんな同じクラスの男子たちが盛り上がっているような雰囲気のSixTONESだが、実はジャニーズ事務所に入った歴はかなりバラバラ。そこをうまく取り入れた「先輩に敬語」という無茶振りは、ギスギスするほどふだんの仲の良さが際立っていく。


 京本、ジェシー、森本、田中、松村、高地の順で、ジャニーズに入った彼ら。まずは、もっとも後輩である高地に対して、田中が「(先輩と話しているときに)肘をつくな」と注意。流れを読んだジェシーが「脚も組むなよ」と続ける。空気がピリッとしてきたところに、普段ふわふわとしている京本が「お前らさ、生意気じゃね?」と畳み掛けて、全員が「あ、すみません!」と恐縮する流れは、まさに芸人顔負けの団体芸。


 味をしめたかのように、またもや松村が高地に「お前のためじゃねーからな」と忠告する形で、ボケをスタートさせる。すると、すかさず森本がニット帽姿の高地に向かって「先輩としゃべるときぐらい帽子取れよ」と追撃を開始。だが、その森本もハットをかぶっていることに気づいた京本が「いや、お前が取れよ!」とツッコミ、食い気味で「すいませんでした!」と脱ぎ捨てる。その反応の速さから、きっと京本がそこをつついてくれると信頼していたのだろう。


 そんな彼らのやりとりこそが、ライブの大きな見どころなのだ。ボケだらけで、明確な見どころ情報が入ってこなくても、その楽しい雰囲気が十分伝わってくる。この空間をリアルタイムで楽しみたい。そう思う方は、ぜひライブ本編もチェックしてみてはいかがだろうか。昨年の横浜アリーナコンサートでは舞台裏にもYouTubeのカメラが潜入したことから、「今回も見せたい!」と意気込む6人。本編をISLAND TVで、そして素顔をYouTubeで。異なるメディアを駆使して、SixTONESをとことん堪能することができそうだ。


(佐藤結衣)


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