ホーム > mixiニュース > エンタメ > 芸能総合 > 【インタビュー】三浦春馬、初物尽くしのドラマ「ダイイング・アイ」 「チャレンジをいっぱいもらえることはうれしい」

【インタビュー】三浦春馬、初物尽くしのドラマ「ダイイング・アイ」 「チャレンジをいっぱいもらえることはうれしい」

0

2019年03月12日 12:21  エンタメOVO

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

エンタメOVO

写真●ヘアメイク:倉田明美/●スタイリスト:池田尚輝/衣裳協力:08サーカス
●ヘアメイク:倉田明美/●スタイリスト:池田尚輝/衣裳協力:08サーカス

 交通事故で人を死なせるも、ある事件により当時の記憶を失ったバーテンダーの雨村慎介が、不審に動く周囲の人々や、謎めいた女性・瑠璃子に翻弄されながら、事故の真相にたどり着くさまを描いたハードサスペンス「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」。主人公を演じる三浦春馬が、初物尽くしの本作に携われた喜びや、見どころなどを語ってくれた。




−東野作品のファンは役者の中にもたくさんいらっしゃいますが、三浦さんも興味をお持ちでしたか。

 はい。僕も一度は東野さんの作品に出演したいと思っていました。

−東野作品の魅力とは?

 行き場のない劣等感や憎しみによって、越えてはいけない一線を越えていくのか…。鬱屈(うっくつ)とした気持ちはどこに昇華されるのか…。そんな思いの中、それでも一生懸命に生きるキャラクターに思いをはせられる描写が多く、想像力をかき立てられるところです。

−本作に引かれたポイントはどこでしょうか。

 ミステリーものの主演は単発ドラマではありましたが、連続ドラマでは初めてだったので純粋に面白そうと感じました。バーテンダーの役も記憶喪失になる役も、今までになかったのでチャレンジが用意されている気がして、すぐにやりたいと思いました。ある先輩が「WOWOWのもの作りの姿勢には情熱があって勢いもあるから、いい経験になるよ」と後押ししてくれたことも大きかったです。

−脚本を読んだときの感想は?

 映像化したときにも、スリリングでスピーディーな作品になると想像できました。脚本でも、事故のシーンがすごく印象的に強烈に描かれていて、それが彼の記憶を呼び覚ますスイッチになっているから、視聴者の集中力も途切れさせない構成になっていると感じました。

−初のバーテンダー役は、どのように準備されましたか。

 大会で日本一になったこともあるバーテンダーの水澤泰彦さんに指導していただきました。シェーカーの振り方、ステアの仕方、一つ一つの所作を良いものにしていく過程がとても楽しく、カクテルを作るシーンは自信を持ってできました。あまりにもはまってしまい、水澤さんのお店のカウンターで練習させてもらうこともありました(笑)。

−ちなみに、お気に入りのカクテルは何ですか。

 甘くてクリーミーで柔らかい香りの「アレキサンダー」と「マッド・スライド」です。ふんわりした泡の中にクラッシュアイスがバラついているという対照的なビジュアルも好きだし、作る人によって喉ごしが変わるところも面白いです。

−慎介の内面へはどのようにアプローチしていきましたか。

 役作りは自分の想像を膨らませるより、脚本家がキャラクターのバックボーンを細かく書いてくださったものに従って忠実に演じました。原作には書かれていない、両親がなぜ出会ったのか?とか、主人公と両親や兄との関係性などが丁寧に書かれていました。

−現在(インタビュー時)上演中の舞台「罪と罰」でも、自身が犯した罪にさいなまれる青年役を演じていますが、このタイミングでこのような役柄を演じたいという考えがあったのでしょうか。

 「罪と罰」は、演出のフィリップ(・ブリーン)から3年前に話を頂いていたので、今回の保身と贖罪(しょくざい)のはざまで揺れ動くという、似た役が重なったことは偶然です。でも、面白そうと思ったからやっているし、今年28歳になって、こういうキャラクターや警官や弁護士など、役の幅がどんどん広がり、どう表現するかのチャレンジをいっぱいもらえることはうれしいです。

−劇中の官能的なシーンもチャレンジですね。

 そうですね。ぬれ場ももちろん、原作でも印象的に描かれている、裸体で鎖につながれて部屋の中を散策するというエッジの効いたストーリー展開には興味があったし、挑戦してみてすごく面白かったです。

−主人公は過去の自身の一つの選択によって人生が決定づけられますが、三浦さんには人生の決定打となった出来事はありますか。

 まずはアミューズ(所属事務所)に入ったことは大きいです。あとは、ドラマ「14才の母」(06)、映画「恋空」(07)を経て、主演が増えたことです。大きな作品を任せられて失敗も反省もたくさんしたけど、それによって役者として大きく成長できたと思います。

−環境が変わることで内面も変化しましたか。

 以前、小栗(旬)さんに「一時の俺みたいにとがっていた時期があったね」と言われました(笑)。気が大きくなっていたということですけど、そこから得るものは何もなかったと当時の自分に言ってやりたいです。けんかしたり、周りに迷惑を掛けたり、お酒を飲んで酔っ払ったり、恥ずかしさしかないです。破壊的な感情からいいものって生まれないですね。

−最後にドラマの見どころをお願いします。

 私情になりますが、バーテンダーとして慎介と師弟関係にある江島光一役の生瀬勝久さんとは「14才の母」「ごくせん」に続く久しぶりの共演なので、大人になった自分が素晴らしい俳優と向き合ったときに、どんなレスポンスができるか?を見られているという緊張感がありました。劇中でも、江島と慎介の2人のシーンは回を増すごとにヒリヒリしてくるので、ぜひそこを見てください。

−生瀬さんから成長した三浦さんに向けて、何か言葉はありましたか。

 ないです。でも、本人には言わないものだと思います。僕も生瀬さんから、ある女優のいいところは聞きますもん。だから、どこかで“また聞き”することを願っています(笑)。

(取材・文・写真/錦怜那)


「ダイイング・アイ」


 「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」はWOWOWプライムで3月16日(毎週土曜午後10時〜)スタート。全6話(第1話無料放送)。

もっと大きな画像が見たい・画像が表示されない場合はこちら

    あなたにおすすめ

    ニュース設定