メジャーデビュー前の秘蔵映像も? THE YELLOW MONKEY、結成30周年記念アプリへの期待

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2019年03月12日 12:31  リアルサウンド

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 THE YELLOW MONKEYの結成30周年期間限定公式アプリ『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary アプリ「TYM 30」Supported by スカパー!』(以下、『TYM 30』)が3月4日からスタートした。同アプリでは、30周年を記念したスペシャル映像や秘蔵映像など、このアプリでしか体験できないコンテンツの配信が予定されている。


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 19年ぶり9枚目となるオリジナルアルバム『9999』を4月17日にリリースするTHE YELLOW MONKEY。3月28日には、日本武道館でアルバム『9999』の世界最速先行試聴会を開催。また、4月からは『THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL-』と銘打たれた全国アリーナツアーをスタートする。2016年の再結成以降、最大の動きを見せているTHE YELLOW MONKEYに、ファンならずとも多くのリスナーが注目している。


 『TYM 30』はiOS、Android版が用意されている。基本的には無料だ。(3月10日現在)アップされているコンテンツは、2017年の東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017』より「ロザーナ」のライブ映像、それに高画質版のMV6曲となっている。「ロザーナ」は2017年にファンクラブ会員の限定シングルとして配信された楽曲だが、YouTubeにはMVバージョンしかアップされておらず貴重な映像だ。


 MV6曲は、いずれも再集結以降に発表された楽曲だ。ファンクラブ限定配信で、再結成後初の新曲「ALRIGHT」。ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系)の主題歌「砂の塔」、3カ月連続配信リリースの第2弾「Stars」、ドラマ『天 天和通りの快男児』(テレビ東京系)の主題歌「天道虫」、ドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の主題歌「I don’t know」、そして前述した「ロザーナ」。どの楽曲のMVもすでに公開されているが、高画質版ということでYouTube版より映像の迫力が増している。


 アプリ上で画質の調整ができるようになっており、通信環境が良くない場所での視聴にも優しい設計だ。設定は「1080p」「720p」「540p」「360p」の4種類。「1080p」がフルHD、「720p」がHD画質に相当すると思われる。せっかくの高画質版、「1080p」もしくは「720p」のどちらかで観たいところである。特に、「ロザーナ」のライブはカメラワークを含めて、東京ドーム最前列の臨場感に匹敵する映像を体験できる。


 上記7点はコンテンツの「2016〜2019」に収められている。年代別映像には「1996〜2001」「1988〜1995」もあるが、これらの項目にはまだ動画配信されていない。ただ、「30周年コンテンツ続々更新!」と書かれており、さらなる映像が追加されていくのは間違いない。特に、1988年はTHE YELLOW MONKEY結成の年。1992年メジャーデビュー以前の秘蔵映像が配信される可能性がある。インディーズ時代の映像は当時のファンがアップしたものがYouTubeに数点見受けられるが、これまで公式としての映像はなかった。どのようなコンテンツが配信されるか、大いに期待したいところである。


 アプリにはコンテンツ以外にチケットの情報が掲載されている。現在は、受付終了となった日本武道館でのアルバム『9999』世界最速先行試聴会のみだが、今後さまざまな情報が増えていくはずだ。また、トップページには、THE YELLOW MONKEYの音楽配信サービス一覧、公式Twitter、公式Facebook、公式Instagram、公式YouTube、公式LINEアカウントのリンクがアイコン表示されており、THE YELLOW MONKEY関連のポータルサイト的な一面も持ち合わせている。


 気になるのは一点、ファンクラブとの棲み分けである。再結成以後、THE YELLOW MONKEYオフィシャルファンクラブ『BELIEVER.』が運営されてきた。『BELIEVER.』では、リリースされた楽曲の視聴し放題、ファンクラブ限定のライブ音源配信、メンバーの秘蔵映像などが提供されている。コンテンツという点に限れば、『TYM 30』は“ライトなファンクラブ”という位置づけになっていくのかもしれない。この点は配信されるコンテンツ次第と言えそうだ。


 『TYM 30』では、4月中旬から月額500円(税込)のプレミアムプランがスタートする。ライブ映像や懐かしのTV番組など、超貴重な映像コンテンツも多数配信される予定だ。なお、スカパー!放送を契約している場合、Myスカパー! IDでプレミアムプランが利用できる。有料コンテンツとなれば、期待のハードルを上げざるを得ない。ファンクラブ加入者からは悩ましい半面、嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだ。いずれにせよ、今後同アプリがどのようなコンテンツを配信していくのか楽しみである。


 THE YELLOW MONKEYは90年代の邦楽シーンに登場して以来、ライブやMVなど、数多くの映像コンテンツをファンや音楽好きたちに提示してきたバンドだ。VHS、LD、DVD、Blu-rayと、その時代に合わせた媒体で発表されてきた。そして今はスマートフォン主体のアプリ、それにサブスクリプションの時代である。『TYM 30』は、時代の流れに寄り添ってきたTHE YELLOW MONKEYが送る最上のエンターテイメントコンテンツへと発展していく予感がする。(吉川敦)


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