スーパーGT岡山公式テスト:ロング主体の2日目午後はWAKO’S LC500がトップ。レクサスが上位占める

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2019年03月17日 16:21  AUTOSPORT web

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スーパーGT岡山公式テストの2日目午後トップタイムとなったWAKO'S 4CR LC500
スーパーGT岡山公式テストは3月17日、14時からこのテストの最終セッションとなる2日目午後のセッション4が行われた。例年のテスト同様、ロングランが主体となるセッションとなったが、WAKO'S 4CR LC500が1分17秒849をマークし、トップでテストを締めくくった。2番手にはZENT CERUMO LC500が、3番手にはDENSO KOBELCO SARD LC500が続き、レクサス勢がトップ3までを占めている。GT300クラスはK-tunes RC F GT3がトップタイムをマークしている。

 2日間のテストもこのセッション4が締めくくり。午前のセッション3の後、岡山国際サーキットには晴れ間が広がり、路面はドライコンディションへと転じたことから、各チーム残ったメニューをこなすべく、13時45分から行われたスタート練習に臨んだ。

 ただ、スタート練習を行うべくマシンがコースインする頃から、1コーナー方面から雲が広がりはじめる。前日トップタイムのカルソニックIMPUL GT-Rを先頭にパレードラップ、フォーメーションラップと続きスタートが切られていくが、そのタイミングで雨粒が注ぎはじめてしまう。

 その雨はスタート練習後、流れで始まったセッション4の開始直後から、強いあられに転じる。あっという間に路面はウエットへと転じてしまい、突然のあられにセッションは赤旗中断となってしまった。

 あられはすぐに上がり、その後はふたたび陽光が差すという非常に変わりやすい天候となったが、走行再開後はふたたび少しずつドライに。このタイミングを使って、各陣営はロングランを中心としたメニューをこなした。このセッションでは、リーガルフロンティア ランボルギーニGT3が接触、またRAYBRIG NSX-GTのカウルが破損するトラブルがあったが、赤旗は序盤のあられをのぞいて出なかった。

 多くのマシンが1分18秒台から19秒台のラップを重ねていくなか、このセッションのトップタイムをマークしたのは、WAKO'S 4CR LC500。20周目には1分17秒926をマークし、さらにその後1分17秒849にタイムを縮めた。

 2番手につけたのは、立川祐路がドライブしたZENT CERUMO LC500。3番手にはDENSO KOBELCO SARD LC500が続き、レクサス勢がトップ3を占めるかたちに。4番手にはARTA NSX-GTが、5番手にはKeePer TOM'S LC500がつけ、リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rが6番手となった。

 GT300クラスは、この2日間はテスト前に発表された暫定的な性能調整で走行していたが、低温の路面コンディションもあり、まだまだ開幕をうらなうことはできない状況だ。そんななか、GT300もロングラン主体のセッションとなったが、K-tunes RC F GT3がトップタイムをマーク。HOPPY 86 MCが2番手、SUBARU BRZ R&D SPORTが3番手に。Modulo KENWOOD NSX GT3、グッドスマイル 初音ミク AMGと続いた。

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