今季のミラノ・ダービーはインテルが2勝…ミランは反撃も及ばず4位後退

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2019年03月18日 15:56  サッカーキング

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インテルがミランを下す [写真]=Getty Images
セリエA第28節が行われ、ミランとインテルによる伝統のミラノ・ダービーが実現した。

 3位のミランはリーグ戦5連勝中と絶好調で、1月の加入後7試合で6得点を記録するクシシュトフ・ピョンテクがこの日も先発メンバーに名を連ねる。一方25節に4位へ転落したインテルは14日のヨーロッパリーグ(EL)でフランクフルトに敗れて敗退が決定。中盤の要ラジャ・ナインゴランが欠場し、主将を剥奪されて以降メンバー外が続くエースのマウロ・イカルディはこの日も不在。同胞のラウタロ・マルティネスが前線に入る。

 しかしミラン優勢との下馬評とは裏腹に先制したのはインテルだった。開始早々の3分、右サイドからのクロスをラウタロ・マルティネスが頭で折り返すと、反応したマティアス・ベシーノが右足で押し込んだ。

 さらに後半開始早々の51分CKの流れからマッテオ・ポリターノが中央へクロスを送ると、ステファン・デ・フライが技ありのヘディングシュートを決めてインテルが追加点を奪う。

 反撃したいミランは57分、ハカン・チャルハノールのFKをティエムエ・バカヨコが頭で合わせて1点を返した。しかし67分、ラウタロ・マルティネスがPKを沈めてインテルが再び2点差とする。それでも4分後、こぼれ球をマテオ・ムサッキオ押し込んでチーム2点目を記録、ミランが再び1点差に迫る。

 しかしミランの反撃はここまでだった。インテルが身体を張った守備で1点差を守り切り、2−3で勝利。今季のミラノ・ダービーでの“シーズン・ダブル”を達成し、ミランに代わって3位へ浮上している。

【スコア】
ミラン 2−3 インテル

【得点者】
3分 0−1 マティアス・ベシーノ(インテル)
51分 0−2 ステファン・デ・フライ(インテル)
57分 1−2 ティエムエ・バカヨコ(ミラン)
67分 1−3 ラウタロ・マルティネス(インテル)
71分 2−3 マテオ・ムサッキオ(ミラン)

【スターティングメンバー】
ミラン(4−3−3)
ドンナルンマ;カラブリア、ロマニョーリ、ムサッキオ、リカルド・ロドリゲス(58分 クトローネ);ケシエ(69分 コンティ)、バカヨコ、パケタ(46分 カスティジェホ);スソ、チャルハノール、ピョンテク

インテル(4−3−3)
ハンダノヴィッチ;ダンブロージオ、デ・フライ、シュクリニアル、アサモア;ベシーノ(90分+2分 ラノッキア)、ブロゾヴィッチ(73分 バレロ)、ガリャルディーニ;ポリターノ(84分 カントレーヴァ)、ペリシッチ、ラウタロ・マルティネス

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  • 今日のMVPは主審のグイダ。インテルの勝利に大きく貢献した。
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