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災害大国・日本に住む我々が最低限「備蓄すべきもの」は何か?

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2019年03月18日 17:50  まぐまぐニュース!

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日本に住んでいる限り、怠ることが許されない災害への備え。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、各家庭が行なうべき「備蓄」についてアドバイスを記してくださっています。

備蓄食料

さて、本日は防災のお話。

3月11日は、あの悪夢のような東日本大震災の日です。しかし、日本が世界にマレに見る災害大国であることからすれば、あのような悪夢は

  • 必ず再び

巡ってくるのです。それが地球の生理現象で避けようがないのだとしたらせめてその上に暮らすものとして、備えだけはしておきたいですよね。

各家庭で最も重要な防災といえば

  • 水・食料を備蓄する

ことでしょう。あ、念のあめ書いておきますが

  • 防災は家事のひとつ

ですからね。日本人には「お上がなんとかしてくれる」的な心情があると言われますが、大規模災害のときにはそんなこと言っている場合じゃありません。お上だって、手が足りないわけですし、助けを待っていてもオナカはイッパイになりませんから。

  • ある程度の自助は必須

なんです。つまり家族が何日か食べる分くらいは、

  • 各家庭で

備えておきましょうということです。繰り返しますが、助けが来ない場合空腹に苦しむのは自分自身の家族なんですから。

さて、食料と水の備蓄については、災害時に「使えなくなってしまうものはナニか」によって大きく異なります。

すなわち、日常の料理で使っている

  • 熱源(電気・ガス)
  • 生鮮食品

のうち

  • 使えなくなるものはどれか?

です。過去の災害の例からすると

  • 直後はライフラインの全てが止まる
  • 復旧が比較的早いのは電気
  • 復旧に時間がかかるのは

だそうです。

そうだとすると、まず第一に備蓄すべきなのは

だということになりますよね。1人1日2リットルは飲む計算とすると、4人家族の3日分は

  • 2リットル×4人×3日=24リットル

2リットル入りのペットボトルで8本分です。箱買いし、保管場所も考えなくてはならない分量ですよね。

…しかし、無情なことにこれには

  • 皿や鍋を洗う
  • 手を洗う
  • トイレを流す
  • 下着やタオルを洗濯する
  • お風呂に入る

などの水はまっっっっったく一滴も含まれていません。現代の清潔で快適な日本の生活がどれほど大量の水に支えられているのか、改めて思い知らされますね。これらすべてのために水を備蓄することはできませんから

  • 汚さない
  • 汚れたら水以外のものでキレイにする

工夫が必要になるんです。被災地では、食器が洗えないため、お皿にラップを巻いてその上に料理を出して食べ、終わったらラップを剥がして捨てたというハナシは、非常に有名です。ラップはこの場合、水の代用品なんです。この意味で

  • ラップ
  • 厚手のウエットティッシュ
  • 折りたたみ給水バッグ

水と同じ優先順位で備蓄した方がいいでしょう。そう、復旧が遅く命に直結している水と同じ扱いだからです。

当然ですが、巨大災害が起こっても影響を受けない地域はありますし逆にモロに影響を受けることもあるわけです。この点ではご自分が

  • どんな種類の災害からどの程度影響を受けるのか?

自治体のハザードマップなどから予測しておくことです。これは必須の作業だと思いますよ。

備蓄の仕方についてです。東日本大震災以降、備蓄の仕方では

  • ローリング備蓄

というものが薦められるようになりました。私もかつて記事にしたことがあります。要は

  • 日持ちのするレトルトや缶詰を
  • 少し多めに買ってストック
  • コレを日々使いながら
  • 買い足し続ける

というものでした。このやり方は、非常に理に適っている一方で、やってみて問題点もあるなと感じました。ひとつは

  • 保管場所の問題

です。備蓄なんだから、手近にあると却ってジャマなんですよ。ところが、これを日々使うことで食材を新鮮に保ち、かつ食材に慣れるというのがローリング備蓄のキモなので、どうしてもハナシが難しくなるんですよね。

もうひとつは、我が家に限った問題かもしれませんが

  • ストックする食品の問題

です。日持ちするレトルトや缶詰を少し多めに買い置いてコレを日々使って消費期限切れを防ぐというところがこの備蓄のキモです。なので、とーーーぜんですが

  • レトルトや缶詰を日常的に使う

ことになるんです。

が!!我が家の場合イナカにあるので(?)、毎シーズン大量の単一品種野菜の消費に苦労しており、それ以外の

  • レトルトや缶詰に手を出す必要も胃袋の余地も

なかったんです。うーむ。

ここで改めて考え直してみました。

  • 災害時に食べたいものはナンなのか?

それは、ホッとできるもの、落ち込みがちな気持ちを盛り上げ、失われる体力を回復させてくれるもの。生きる活力をもたらし、栄養があるもの…。

うん。そうなのよね。これってつまり

  • 温かくて
  • 食べ慣れている

料理なんじゃないかと思うんです。

と、いうことが解ったところで、どうするのか。

で、考えた結果、我が家で備蓄しているのは

  • スープ

です。スープの大袋レトルトや缶詰です。封を切って温めればそれだけで食事になるヤツです。

  • 青森のいちご煮缶
  • 名古屋のコーチン鍋レトルト
  • 福岡の水炊きレトルト

などなど。あ、もちろん他のものもソレナリに備蓄していますよ(^Д^)

災害時には、水が非常に貴重になります。配給される水は、おそらく最優先で飲食用に回されるはずで、その中で料理もやりくりしなくてはなりません。このため、汁物は大量の水を使うため結構難易度の高い料理になってしまいます。他方で

  • 最も食べたいのも汁物

ではないかと思うんです。

なにせ温かいですからね〜。温かいモノを飲むだけで人はホッとするものですよね。

そして、災害時には体力も気力も落ちているはずなので、ここぞいう美味しいものを食べて、元気を出せたらなあと思うんです。昨年の西日本豪雨の折にちょっとだけ避難したとき、不安な夜にホットコーヒーを飲みました。豆からわざわざ挽いて淹れたコーヒーが身体に沁みました。

ちなみに、スープのレトルトの場合、食器類を必ず使用するため使ったあとの洗浄をどうするのかがポイントになるでしょう。まあ、この点についてはハナシが逸れてしまうので別の機会に。

また、もうひとつのポイント、熱源。これは、もう

  • IH
  • カセットコンロ

でしょう。電気が比較的早く復旧しやすいことから電気を熱源とするものはとても便利なはずです。また、復旧までの期間を埋めるためのものとしてガスボンベとカセットコンロがあるとかなり安心できますね。

ま、我が家はイナカ在住のタシナミとして(笑)、木炭や燃料ペレットがありますので、どうしようもなければコレもアリだと思っています。

家族のためにも水と食料の備蓄を。食べ慣れたものを中心に水多めで備えましょう。

image by: Shutterstock.com

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