この発想はなかった! 高校生が考えたバーコードデザインが素敵

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2019年03月19日 12:51  おたくま経済新聞

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この発想はなかった! 高校生が考えたバーコードデザインが素敵

 日常生活の中には、様々なデザインのヒントが隠れています。例えば、トイレの壁紙を何気なく見ていると、なんだか顔に似た模様を見つけたり、ふと空を見上げたら、クジラの形に似た雲を見つけたり。とはいえ、トイレでくっきりとした顔の模様を見つけたら、さすがにギョッとしてしまいますが、日常の中で、小さな発見をした時は、ちょっぴり嬉しくなりませんか?


 そんな身近にあるモノから想像を膨らませて、面白いバーコードを作った人がいました。


【さらに詳しい元の記事はこちら】


 普段は、高校生で趣味はマリンバという多才なPandaさん。「バーコードでデザインをしよう」という授業の課題で、ちょっと変わったバーコードを作成しました。



 本を積み上げバーコードに見立てたものや、サーカスのテント、テーブルクロスの柄に見立てたものなど、思いつきそうで、なかなか思いつかないアイデアがそこにはありました。PandaさんがTwitterに投稿後、リプライでは「こんなバーコードがあったら集めちゃいます」「可愛らしくて素敵です」「発想力次第でいろんな可能性がありそう」など多くの反響があったようです。


 既に、スナック菓子の中には、バーコードにデザインが加えられているものも存在してますが、Pandaさんの作品は、読み込む目的ではなく、あくまでデザインとのこと。


 「バーコードが切れて読み取れなくなってしまうのではないか」など様々なことに思考を巡らせ大変だったそうですが、調べてみるとバーコードの読み取りには規定があり、縦線の左右の余白「クワイエットゾーン」と呼ばれる部分が必要とか。その余白が十分でないと逆に読み取りが不安定になるとのこと。つまり、読み込みには縦線の部分「バーコードシンボル」と、余白部分「クワイエットゾーン」も含めたバーコードの長さが必要なんです。Pandaさんの作品には、バーコードシンボルの横にもデザインされており、残念ながら読み込みには適していないようですが、今後バーコードの技術が進展すれば、新たにデザインの幅も広がるかもしれません。


 最後に、今後はどんなデザインを作っていきたいですか? と聞いたところ「これからは私のデザインで人の役に立てるものや、人を喜ばせられるような絵を描いていきたいです」と語って下さいました。


<記事化協力>
Pandaさん(@Panda23577667)


(黒田芽以)


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