北朝鮮に潜入した実在のスパイの苦悩を描く 韓国映画『工作 黒金星と呼ばれた男』7月公開

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2019年03月19日 18:01  リアルサウンド

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 第71回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングに公式招待された韓国映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』が、7月19日よりシネマート新宿ほかにて全国公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。


参考:ポスタービジュアルはこちら


 本作は、1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が高まるなか、北への潜入捜査を命じられた実在のスパイ、黒金星(ブラック・ヴィーナス)による緊迫感溢れる工作活動と、命を賭けてまで尽くした祖国の闇に気づき苦悩する姿を描く、実話に基づいたサスペンスドラマ。


 『哭声/コクソン』『アシュラ』のファン・ジョンミンが対北工作員の黒金星(ブラック・ヴィーナス)を演じるほか、北朝鮮の最高位層の人物リ・ミョンウン役に『記憶』『目撃者』のイ・ソンミン、韓国の国家安全企画部(現在の国家情報院)室長であり工作戦の総責任者チェ・ハクソン役に『お嬢さん』のチョ・ジヌンが名を連ねる。北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクを演じるチュ・ジフンは、『アシュラ』で共演したファン・ジョンミンとは北と南という関係で再会する。監督を務めたのは、『群盗』『悪いやつら』のユン・ジョンビン。


 公開されたポスタービジュアルでは、「誰も知らなかった南と北の裏の裏の裏」「北に潜入した工作員の見た祖国の闇には、驚愕の真実が隠されていた」というコピーと共に、それぞれ異なる場所を見つめるファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフンの表情が切り取られている。 (リアルサウンド編集部)


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