DeNA大貫、広島打線相手に5回無失点　粘投で開幕ローテ入りアピール

◆ 対外試合初先発、逆転ローテ入りへ前進

　DeNAのドラフト3位・大貫晋一投手（25＝新日鉄住金鹿島）が20日、広島とのオープン戦（横浜）に先発登板。5回5安打無失点の粘投を見せ、開幕ローテーション入りをアピールした。

　対外試合初先発となったドラ3右腕。初回から多彩な変化球を武器に、落ち着いたマウンドさばきが光った。3回は二死から連打を浴びピンチを招いたものの、粘る3番・安部を緩いカーブで遊ゴロに退けた。4回は結果的に3四球で二死満塁としたが、打撃好調な8番・会沢との勝負を避け、9番に入っていた相手先発・床田をしっかりとニゴロに封じた。

　5回も三塁・宮崎の好プレーに救われるなど、ピンチを凌ぎ0封。予定の5イニングを84球、5安打無失点、1奪三振4四球の内容で終えた。