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<小学校受験のお作法・3月>準備開始! まずは志望校と希望校の見極めをすべし

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2019年03月21日 20:40  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

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【小学校受験のお作法2.0】お受験コンシェルジュ&戦略プランナーのいとうゆりこさんが、東京都・神奈川県の小学校受験を中心に、学校説明会や幼児教室ではなかなか教えてくれないリアルな“お受験情報”を発信。小学校受験本番を迎える、幼稚園年長のお子様方に焦点を当て、保護者共々一年間どのように戦い抜いていけば良いのか各月ごとのポイントを教えてくれます!

 季節は春を迎え、4月になればブカブカな制服を着用した新一年生たちが、小学校という新しい世界に踏み出します。

 昨年秋の過酷な小学校受験を終え、見事合格を勝ち取ったご家庭にとって、入学式はまさに幸せの絶頂。

 一方で、残念ながらご縁がなく、悔しさを噛み殺しているご家庭があるのもまた事実。そしてこの合否の境は、主として志望校の学校研究と自己探求が足りなかった結果なのです。

 私は、お通いの幼稚園やお教室に蔓延しがちな“お受験トリビア”に惑わされたがために、自ら不合格の道へ脱線してしまったご家庭、とりわけそうしたお母様方をたくさん見てきました。

 そこで4月から幼稚園の年長になり、とくに東京での小学校受験を控えているご家族が“お受験トリビアの迷宮”に惑わされないため、あるいはすでに惑わされてしまっているのならば、そこから最短距離&時間で脱出できるようお手伝いできればと思っております。

 今回は3月編として、春休みや春期講習でおさえておくべきポイント、希望校・志望校の選定について、そして春休み明けの幼稚園で保護者が気をつけておきたい言動についてお話ししていきたいと思います。

■春休みの過ごし方

 3月21日、青山学院高等部校舎で行われた『第8回 キリスト教学校合同フェア』。

 このフェアには、キリスト教小学校・中学校・高等学校50校が参加するので、青山学院や聖心女子学院など、ミッション系の小学校のお受験を考えているご家庭の多くは参加されたのではないでしょうか。

 中学・高校受験向けの合同説明会はまだ早いと思われるかもしれませんが、実はとても大切です。なぜなら付属校の場合、小学校に入学するとそのまま一貫の中学・高校に進学することになるので、小学校のみならず、中学・高校・大学を見据えての学校選びは重要となるのです。

 参加しているほとんどの小学校でブースが設置され、個別相談会も実施されているので、5月から本格始動する各学校の説明会の前に、ぜひ足を運んでおくことをおすすめいたします。

 また春休みは、各幼児教室で春期講習会が行われています。この講習会、余計な授業をとりすぎていませんか? 色々と不安な気持ちが募り、大手幼児教室の模擬試験や講習会は、ついついとりすぎてしまうものです。

 しかし人気の高い学校別講習会以外は、この時期に無理して受講しなくても良いかと思います。それよりも大事なのは、レジャーなどご家族で楽しみながら、子どもが興味をもっているものを徹底的に掘り下げることです。

 虫が好きなら季節の虫を観察する、絵を描いたり工作をしてみるのも良いですね。野球に興味があれば、春季キャンプを見に行ったり、オープン戦を観戦しに行くのも良いと思います。

■希望校と志望校の選定

 さて、志望校を選ぶにあたって意識していただきたいのが、“入りたい学校=希望校”と“入れる学校=志望校”は必ずしも一致しないということです。

 学校の教育方針や環境に保護者が惚れ込み、ぜひともこの学校で学ばせたいと願う学校は“希望校”です。つまり、夢の学校というわけです。

 一方、入試考査の内容が子どもに合っている、あるいは親の出身校であるといった何かしらのご縁があり、6年間もしくは12、16年間、保護者も子どもも背伸びせず過ごせそうだなと感じるのが“志望校”です。

 “希望校”に向かい努力をするのもひとつの受験です。しかし、この“希望校”と“志望校”がまったく異なる学校であった場合、受験準備がとても難しいのも事実。あまりにも希望校に固執してしまうと、親子共倒れになってしまうことも少なくありません。

 希望校と志望校とのあいだでいかに折り合いをつけるのかーー学校説明会が本格始動する前にしっかりと見極めておきたい、保護者の最重要課題であることは間違いないです。

■春休み明け、幼稚園での言動で保護者が気をつけるべきこと

 春休みも終わり、いよいよ新学期がはじまると、幼稚園の送迎の際など、ママたちの話題は「春休みに何してた?」よりも、各家庭の受験準備状況です。

 もしもほかのママから受験について聞かれたら……多くは語らず、「夫婦間、祖父母間も含めて、ちょっと意見が割れてしまっていて、色々と考えているところです」と流しておくのが正解。この伏線を張ることにより、学校説明会などでの目撃情報が出た場合も言い訳となります。

 安易に志望校を伝えてしまった結果、お受験を妨害されたり、勝手に合格を辞退させたり……そんなショッキングな出来事は、ドラマのなかだけの話ではなく現実でも起こり得るのです。

 実際私も「受験をしていない学校なのにそこで会った、しかも合格していると周囲に噂を流されてしまって、第一志望の学校への推薦に響いてしまった」といったご相談を受けたことがあります。

 もっとひどい場合だと、志望校が重なったお子様を悪い子どもであるかのように幼稚園の先生や他の保護者に吹聴、志望校に電話までされてしまったというケースも。

 こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、他言無用は貫いた方が安全かと思います。保護者にとって、一番大事なことはリスクマネジメントであることを忘れないでください。

 出願したか否か、複数の日時試験があった場合そのどれを受けるかなど、しつこく聞いてくるお母様もいらっしゃるかと思います。しかし、

 覚えておいていただきたいのは、お受験というのは東京近郊の“何百人”の戦いだということ。幼稚園内、幼児教室内といった小さな土俵での戦いだと勘違いしてしまわないよう注意が必要です。

<著者プロフィール>
いとうゆりこ◎お受験コンシェルジュ&戦略プランナー。自身の経験から美容や健康・芸能・東京に関するマネー情報まで幅広い記事を各媒体で執筆中。いとうゆりこ受験情報公式サイトは、https://itoyuriko.studio.design

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