巨大な看板に父の誕生祝いメッセージと電話番号を掲載、携帯に世界各地から15,000件超の祝福殺到(米)<動画あり>

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2019年03月21日 21:02  Techinsight Japan

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息子達のサプライズにより、誕生日の祝福メッセージが多数寄せられたクリスさん(画像は『BBC News 2019年3月12日付「‘Wish my dad happy birthday’ billboard draws thousands of calls」(CHRIS FERRY)』のスクリーンショット)
大切な家族の誕生日だからこそ、ずっと思い出に残るような特別なサプライズをしたいと考える人もいることだろう。このほど米ニュージャージー州に住むある男性が、息子2人から予期せぬサプライズの誕生祝いを受けることになった。『BBC News』『Inside Edition』などが伝えている。

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ニュージャージー州アトランティック郡リンウッドに住むクリス・フェリーさんは、3月16日に62歳の誕生日を迎えた。クリスさんの誕生日を特別な形で祝いたいとフロリダ州在住の息子2人マイケルさんとクリスさんは、事前にとっておきの派手なアイデアを思い付いた。

2人は2,000ドル(約223,000円)の費用を出してビルボード(広告用掲示板)をレンタル。湾に面した高速道路に向かって掲げられた巨大な看板には、「誕生日おめでとう! 愛をこめて 息子2人より」というメッセージに加えて、父クリスさんの顔写真と電話番号が記載された。さらに息子らがこれをソーシャルメディアに投稿したところ、たちまち拡散。クリスさんの携帯電話には、誕生日前から見知らぬ人たちの「おめでとうコール」がひっきりなしに鳴り、アイルランドやオーストラリア、ネパール、グアテマラ共和国など、世界各地からの祝福メッセージがあとを絶たないという。

「いやもう、アメリカは各州から、ルクセンブルグ、ケニア、フィリピン、それからインド洋の真ん中に浮かぶ小さな島“カリタス島”だったかな…とにかくみんな、いろんな所から私の携帯に電話をしようとしてくれているんですよ。」

巨大な看板を見てクリスさんに最初に誕生日を祝う電話をしたのは、ニックという男性だったそうだ。

「ニックと言われて、番号にも見覚えがないしどこのニックだろうと思い尋ねてみたら、『あなたは私のことを知らないですよ。でももうすぐ誕生日でしょう? 看板で見ましたよ』って言われて驚きました。」

その後、クリスさんは看板のある場所まで急行。思わずそこで自撮りをしてしまったと話す。しかし相次ぐ電話やメッセージのおかげで、携帯電話のメールボックスは今やいっぱいになってしまったようだ。最初こそ見知らぬ人からの誕生日祝いの言葉に、ひとりひとり返信をしようと試みていたクリスさんだったが、既に15,000件を超える数のメッセージが寄せられており、やむなく返信は諦めたという。その代わりに、携帯電話には「誕生日を祝うメッセージをくれてどうもありがとうございます。ご親切に感謝しています」というボイスメールを残したそうだ。

なお、看板の掲示期間は1か月とのことだ。「父の思い出に残る誕生日にしてあげたかった。来年はもっと大きな看板で宣伝するかな」と笑う息子2人に対し、肝心の父クリスさんは普通に電話を使いたくても使えない状態となってしまい、「はやく看板を外してほしい」とレンタル期限切れの4月6日を心待ちにしている。

このニュースを知った人からは、「こうやってメディアでも報道されたら、もっとメッセージ来るだろうね」「このお父さん、誕生日後にすぐ電話番号変えたりして」「はは、誕生日おめでとう!」「うーん、電話番号を公開されるのってマズいかも。いたずら電話とかかかってきそう」「もう電話番号変えた方がいい」といった声があがっている。



画像は『BBC News 2019年3月12日付「‘Wish my dad happy birthday’ billboard draws thousands of calls」(CHRIS FERRY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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  • 日本だとオレオレ詐欺にやられまくるだろうなwwwwwww
    • イイネ!3
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