DeNAの出陣式でキーマン3人にノルマ!?「40セーブ!」「3割30本100打点!」「体重キープ?」

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2019年03月22日 11:12  ベースボールキング

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◆ ハマの三銃士が登場

 DeNAは22日、横浜を代表する観光名所、横浜赤レンガ倉庫で「横浜DeNAベイスターズ出陣式 2019〜Go Beyond the Limt〜」を開催した。

 まず、指揮官に就任してから4度目の開幕を迎えるアレックス・ラミレス監督が「皆さん監督です!」と約3000人のファンに向けて挨拶。続けて「過去3年よりも良い状態。今年こそ我々の年になると確信している。必ず最後まで行ける!」と自信たっぷりに宣言した。

 その後、監督が選ぶ3人の“キープレイヤー”が一人ずつ登壇。先陣をきって登場した宮崎敏郎に、ラミレス監督は「体形が似ている。私が痩せたのか、宮崎が太ったのか…」と弄ると、観客は大爆笑。続けて、「日本を代表する選手になったことは間違いない」と賛辞を送った。これには宮崎も「しっかりこの体重をキープしたいと思います」と返し、笑いを誘ったあと、「優勝する(チームの)ひとりとなれるように頑張ります」と抱負を口にした。

 2人目は山崎康晃が呼ばれ、「チームのクローザーでキーパーソン。40セーブを期待」と、監督に具体的な数字を提示。山崎康も「優勝するためには40セーブは不可欠。100%の準備をして、優勝の歯車となれるように頑張る」と意気込んだ。

 ラストを飾ったのは筒香嘉智。監督は「素晴らしい日本一のキャプテン。彼にとっては簡単な数字かもしれないが、30本塁打、100打点、3割を期待」と、これまた具体的な数字を提示。筒香は「期待に応えられるように、精一杯頑張ります」と活躍を誓った。


◆ 番長が今永を開幕投手に指名

 そして、サプライズで三浦大輔コーチが登場し、投手陣について「みんな良い調整が出来ている」と、満足げな表情。開幕投手に対しては「僕みたいにな事にならないで」と、自らの現役時代0勝8敗であったことを自嘲気味に話した。その後、ビジョンには開幕投手を告げた際の映像が流れたあと、三浦コーチから「2019年の開幕投手は今永昇太」と発表。大役の決定を一任された三浦コーチも「しっかりと状態も上がってきている」とし、ラミレス監督も「与えられたのではなく、掴み取ったもの」と期待を寄せた。

 初の大役を任される今永は、「昨シーズンが終わったとき、ここにいられるとは夢にも思わなかった。いつも期待を裏切ってしまっているので、監督の期待に応えられるように」と、引き締まった表情で語り、「必ず勝ちます!」と高らかに宣言した。

 最後に筒香が、「チーム一丸となって、全身全霊で戦う」と語れば、ラミレス監督は「セリーグ、CS、日本シリーズと進み、日本一を必ず届けたい」と力強くコメント。70周年のメモリアルイヤーを迎える今季、ペナントがたなびく横浜の空を、多くのファンが楽しみにしている。


写真・取材 = 萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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