嵐、5度目の『24時間テレビ』メインパーソナリティーに 番組を通じて築いた絆とグループへの影響

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2019年03月23日 06:11  リアルサウンド

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「今年の24時間テレビメインパーソナリティーは嵐がやります!」。


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 3月16日の『嵐にしやがれ』にて『24時間テレビ42 愛は地球を救う』(ともに日本テレビ系)のメインパーソナリティーを嵐が務めることがメンバー本人から発表された。当初ネット上で番組の予告映像を見た人たちからは、椅子が6個だから別のグループでは、などの憶測が飛び交っていたが、嵐であることが発表されるとSNS上は嵐ファンの歓喜の声で溢れた。今年は「人と人〜ともに新たな時代へ〜」をテーマに8月24日、25日に放送。これまでの日本武道館から両国国技館へ会場を移しての開催となる。


 嵐が最初にメインパーソナリティーを務めたのは2004年。その後2008年、2012年、2013年で今回は6年ぶり5回目となる。ただし櫻井翔は2017年にKAT-TUNの亀梨和也、NEWSの小山慶一郎と3人でメインパーソナリティーを務めているため6回目である。


 『シューイチ』や『ZIP!』(ともに日本テレビ系)では嵐の5人がこれまでの『24時間テレビ』を振り返り、それぞれが印象に残っていることについて語った様子もオンエアされた。相葉雅紀は「2004年のメンバーに宛てたサプライズの手紙」と回答。相葉の「トップになりたいって夢、絶対に叶えようね」という手紙に大野智、松本潤などが涙ぐむシーンは「本当に夢が叶った」と感慨深く振り返るファンも多い。しかし相葉は「すごい気持ち込めて、大作が出来上がったんだけど、本番で泣きすぎて伝わらなかった」と反省しきり。それに対し「ちゃんと喋ってたよ」と櫻井がフォローする場面も。櫻井が「手紙はニノも書いてるよね」と二宮和也も手紙を書いたことに触れ、櫻井が「2012年?」大野や相葉が「2008年じゃない?」などと記憶があやふやなメンバーに対し、二宮は「誰も覚えてないんですよ、見て下さい」と冴えたツッコミを披露し笑いを誘った。


 併せて二宮は印象に残ったコーナーとして2012年の「佐々木健介・北斗晶ファミリーのマラソン」を挙げ、「家族でリレーしていく姿が新鮮だった」と印象を語っている。番組オリジナルTシャツのデザインも手掛けてきた大野が印象深かったのは2008年の「みんなの絵が夢の地球に 巨大バルーンプロジェクト」。他のメンバーとは別の場所で1人黙々とフィギュアを製作していたことを振り返り、「僕がずっとフィギュアを作っていて、そこから4人を見るのが新鮮だった。俺大丈夫かなあと思いながら」とユーモアを交え当時を振り返った。松本潤は毎年被災地の子供達と何かに取り組んでいることに言及し、「毎年やってるからこそ伝えられることがある」と番組の意義についても触れた。


■番組での体験が嵐の活動にも影響
 3月18日は櫻井が『NEWS ZERO』(日本テレビ系)内で「『24時間テレビ』は嵐の活動に色んな影響があったんですね。例えば、松本が、ろう学校の子供たちとタップダンスに取り組んだことがきっかけで、その後にリリースした嵐のライブDVDには、歌詞の字幕を入れるようにしました。パーソナリティーをやることで、嵐の活動の中にも色々な変化がありましたね」と告白。事実『ARASHI アラフェス’13 NATIONAL STADIUM 2013』以来、嵐のライブディスクは全編日本語字幕スーパー付きとなり、より多くのファンが楽しめるようになっている。


 櫻井は「新元号となって最初の『24時間テレビ』という大役を任せていただいた。国技館という新しい場所で、メンバーそれぞれが様々な人とつながりながら、新時代にふさわしい『24時間テレビ』を作りたい」と意気込みを語った。2018年11月から『ARASHI Anniversary Tour 5×20』をスタートし、4月からは“and more”としてドーム全50公演が控える嵐。メインパーソナリティーとして番組関連のロケや取材、番組宣伝など一層厳しいスケジュールとなるだろう。しかしそれをあえて選んだのは休止期間を受け入れてくれたファンへ、1分1秒でも多くの“嵐”を届けたいというメンバーの思いの表れではないだろうか。本番では彼らが多くの感動を届けてくれるはずだ。(北村由起)


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