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シーン別「子どもに教えたいお出かけマナー」&教えるときの注意点

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2019年03月23日 10:31  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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街や乗り物の中、スーパーやデパート、飲食店などへ子連れで出かけたとき、子どものマナーが気になったことはありませんか?

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マナーを教えなくては、と思うものの、何を教えればいいのか、そしてうまくポイントを押さえて教えるコツはなかなか分からないものです。

そこで今回は、一般社団法人日本マナーOJTインストラクター協会認定 シニアマナーOJTインストラクター・キッズマナーインストラクターで、2児のママでもある赤名麻由子さんに、子どもにお出かけマナーを教える方法をアドバイスいただきました!

■シーン別!子に教えたいお出かけマナー&注意点

子どもに教えたいお出かけマナーのうち、お出かけ時のそれぞれのシーンごとの教える内容と、ママが子どもに教えるポイントを赤名さんに教えていただきました。

■1.街での歩行時

■【教える内容】

赤名麻由子さん(以下、赤名)「家から一歩出たら公共の場であることを伝えましょう。命の危険に関わる交通ルールは確実に理解するまで教えます。

点字ブロックや車いす用のスロープなどの意味を伝え、必要としている人はどんな状態の人で、なぜ必要なのかを教えましょう」

■【注意点】

赤名「『これはダメ』『してはいけない』という伝え方だけではなく『なぜそれをしなければいけないのか』『守らないと誰にとってどうあぶないのか』ということもあわせて伝えることがポイント。

また、伝えるだけでなく子ども自身に『どうなると思う?』と想像させてみてください。危ないと感じることができていたら『そうだね』と承認し、交通ルールを守る大切さをもう一度伝えましょう」

■2.デパート・スーパーなどの店内

■【教える内容】

名「食品をはじめとした商品はお店にとっての大切な売り物であり、子どものおもちゃではないということをしっかり教えます。

また走り回ることの危険性や、店内で騒ぎ、奇声を発すると他のお客様にとってどのような迷惑になってしまうのかも伝えてください。

またどのように商品を見るのがかっこいいのかを伝えることで、実践しやすくなります」

■【注意点】

赤名「デパートやスーパーに行く前に、どんな場所なのか、そこにいる人たちはどのような目的で来ている人たちなのかを詳しく伝えます。

子どもに守って欲しいことは建物の中に入る前に『お約束』として子どもと話をしておくとよいです。

例えば『お店の中では騒がない』約束をしたのに騒いでしまったら、静かな場所に連れて行き、約束した内容をもう一度確認。『できていたかな?』と子ども自身に振り返させると良いです」

■3.電車・バスなどの乗り物の中

■【教える内容】

赤名「待っているとき、乗るとき、乗っている中、降りるときとシーンに分けてルールを伝えていきます。このとき、『自分の身を守るためのルール』と『周囲の人を思いやり、行動に表すと良いこと』の両方を伝えることが大切です。

バスなどの直接運転手の方と顔を合わせる乗り物では、乗り降りの際のご挨拶もできるようにするといいですね」

■【注意点】

赤名「電車やバスの中では【う・さ・ぎ】になると伝えましょう。これは『う:うごかない、さ:さわがない、ぎ:ぎょうぎよく」を意味します。

まずは親も一緒に【うさぎ】の状態を実践すること。そしてママと子どものどちらがかっこいいうさぎでいられるか、一区間ごとに競争するなど、子どもが楽しんで取り組めるよう工夫をしてみてください。

できていたらきちんと褒めて、どの状態が良い状態なのかを理解させましょう」

■4.レストランなどの飲食店

■【教える内容】

赤名「お店の中では走ってはいけないこと、食事の前後のご挨拶、給仕してくださる方へのご挨拶も自分からできるように伝えましょう。

食べ残しなどをしないよう食べ物の大切さ、ありがたさを伝えるのもいいですね」

■【注意点】

赤名「レストランに行くときだけ食事のマナーを良くさせようと思ってもなかなかできないもの。日頃の食事から食事のマナーについて伝えていきましょう。

遊びに“おままごと”を取り入れ、お店の方、お客様と役割を変えて相手の気持ちになる機会を作るのもよいですね。

そのときに『こんなお客様だと困っちゃうね』『こういうご挨拶をされると嬉しいね』と状況を一つ一つ言葉で伝えてあげると、子どもは理解しやすいです」

■子どもにお出かけマナーを教えるポイント

子どもにお出かけマナー教えるときに押さえたいポイントを、赤名さんに教えていただきました。

■1.その日注意したいこと、お約束事は「出かける前に」伝えておく

赤名「実際に出かけてしまうと、子どもはいつもと違う状況に興奮状態になり、話をきちんと聞けないということもみられるため、お出かけ前に話をすると良いです」

■2.時間をかけて伝える

赤名「出かけないと伝えられないことは、貴重な経験、体験の機会でもあります。

次回のお出かけのためにも、ここは大きなチャンスととらえ、時間をかけて『ここではこうするんだよ』としっかり伝えることも必要です」

■3.なぜ守るのか、なぜいいのかの理由をきちんと伝える

赤名「“なぜそれを守らなければいけないのか”“どうしてそうするといいのか”を大切にしましょう。つまり、子どもにとって、ただやらされているものにならないようにすることが大事なのです。

『よく分からないけど、ママがダメって言ってたから』だと、現場でどうすれば良いかを忘れてしまいますし、自分で正しい答えにたどり着けなくもなってしまいます。納得して自発的にマナーを守れるようにすると良いですね」

■4.繰り返し辛抱強く伝える

赤名「一度注意をしたのに、できていないと『この前も教えたわよね!』『何度言わせるの?』とつい子どもに言いたくなるもの。

でも、子どもはまだ記憶を司る脳が発達途中ですので、何度も言わないとなかなか理解できないこともあります。それを理解し、できるようになるまで辛抱強く繰り返し伝えてあげることが大切です」

■5.思いやりの心の素晴らしさも伝える

赤名「お出かけのマナーを守る、ということは、子どもの心の中にある“周りの人に対する思いやりの心”が行動に現れている素晴らしいことなんだよ、と伝えてあげてください。小さいとまだわからないかもしれませんが、徐々にわかってくるものです」



いかがでしたでしょうか。これからゴールデンウィークも近づいており、子どもとお出かけする機会も増えてきます。

子どもにとってお出かけは大きな学びのチャンス! ぜひ根気よく大切なことをしっかり子どもに教えてあげたいですね。

【取材協力】赤名 麻由子さん

一般社団法人日本マナーOJTインストラクター協会 認定
シニアマナーOJTインストラクター・キッズマナーインストラクター

現在2児の母親業の傍ら、キッズマナーインストラクター、シニアマナーOJTインストラクターとして活躍。保育園やカルチャーセンターでのマナー教室を開催中。子供から大人まで、社会で思いやりの心を伝える大切さ、伝わる方法を教える活動をしている。

赤名 麻由子講師紹介ページ(日本マナーOJTインストラクター協会HP内)

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