back number、バンドの曲作りを独特の表現で解説「みんなで体育をしている」

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2019年03月23日 11:41  リアルサウンド

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 バカリズムがメインMCを務める音楽番組『バズリズム02』(日本テレビ系)。3月22日放送回では、トークゲストにback numberが登場した。


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 「まだまだ知らないヒミツのback number」と題し、番組が3人を調査した今回の企画。「曲作りに悩んだら北関東で山ごもり」という秘密については、「誘惑が少なくて音楽しかやらない時間は有意義。何曲か原曲を溜めたら、“編曲合宿に行こうぜ”みたいな。ゼロからの時もあります」と清水依与吏が説明する。起床は朝9時、就寝は夜中3時で、食事と睡眠以外はほぼ曲作りの時間が1日を占める。合宿中の唯一の楽しみは温泉と最終日に行われるバーベキューだという。紹介を聞いた清水は、「さっきから“唯一の楽しみ”とか苦行みたいですけど、僕は楽しいですよ。2人からそういう情報が出ちゃってるんじゃないですか?」と栗原寿、小島和也の2人を指すと、栗原が「楽しいです……」と尻すぼみに返答しバカリズムを笑わせた。


 back numberにとって、曲作りとは体育のようなもので、反射神経と筋肉だけで作ってきたという。「自分で実際に聴いてみて、良いと思うまで完成しないというところがあるので。僕自身、楽譜を1ミリも読めないので、そういう部分も含めてみんなで体育をしている」と清水は曲作りについて語る。


 片思いする男子の気持ちを表現した「クリスマスソング」は、とことん歌詞にこだわった楽曲。制作日数は歌詞だけで約1カ月、無駄な歌詞が1文字もない。サビの〈サンタとやらに頼んでも仕方ないよなぁ〉という歌詞は特にこだわったらしく、「仕方ないよなぁ」と「仕方ないしなぁ」で迷ったという清水。「主人公って完全に恋がダメだとは思ってないんですよ。その感じが“よ”の方が出るんだと思う。「仕方ないしなぁ」って言うと、少しやさぐれてる感じがあって、「仕方ないよなぁ」は一旦頼んでいる感じがする」と力説しながらも、「今考えるとどっちでも良いかなぁ」と笑いながら今の心境を明かした。歌詞に悩んだ場合はグループLINEで2人に相談するという清水。栗原は「とりあえず“良い歌詞ですね”」と返信していることを話した。


 「今一番やりたいのはMRI」と清水は話題を挙げ、最近、音楽に脳を使い過ぎているせいか他のことに対する物忘れがヒドいとのこと。「以前より音楽脳になってきたなって。歌詞を書くということに特化してきていて、他のことがどんどん出来なくなっていて」と真剣に相談する清水だったが、小島、栗原が言うには、昔、買ったばかりのギターを帰りの電車に忘れることがあったそうだ。これにバカリズムが「音楽脳だったらギターは忘れないですよね。元々、物忘れが酷い」と冷静にツッコミを入れていた。


 さらに、back numberはスタジオライブで「オールドファッション」「HAPPY BIRTHDAY」を披露。ほかにも、打首獄門同好会、西川貴教、はちみつロケットが楽曲を披露した。3月29日の放送では、トークゲストに秦 基博、スタジオライブに倉木麻衣、A.B.C-Z、iri、GIRLFRIENDが出演する予定だ。(向原康太)


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