立ち上げ2シーズン目の「アーネイ」が初のショー開催、男女の上品なベーシックスタイル

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2019年03月23日 15:12  Fashionsnap.com

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2019年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
2019年秋冬シーズンの「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」最終日は、トップバッターとして羽石裕が手掛けるユニセックスブランド「アーネイ(ANEI)」がコレクションを発表した。初のランウェイショーということから「FIRST」をテーマに、シンプルだが上品なコレクションに仕上げた。

 アーネイは、「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」や「Y-3」でパタンナーや企画、「ビズビム(VISVIM)」で生産管理を経験した羽石が「自分の考えるものを作ってみたい」という思いから立ち上げ、2019年春夏シーズンにデビューしたばかり。ブランドコンセプトは「NEXT HERITAGE」で、次世代に残るものづくりを目指しており、昨年「TOKYO FASHION AWARD」を受賞したことから初のランウェイショーの開催に至った。
 ファッションウィーク公式会場の渋谷ヒカリエ・ヒカリエホールBに、波の音が流れてショーがスタート。招待状にも記されていた「A」の形をしたランウェイに男女23体のルックが登場した。フーディーやニット、ボアジャケットなど男女で様々な着まわしが楽しめそうなゆったりとしたシルエットのベーシックアイテムで構成。全て日本製で、無地のトーンを合わせたりニュアンスカラー同士の組み合わせが上品な印象で、ライムイエローの差し色が目を引いた。
 初めてのショーについて羽石は「緊張感がある中、キャスティングや構成など色々なことにチャンレンジできて楽しかった」とコメントし、今後は「服の作り方や見せ方など、攻めたチャレンジができたら」と話した。

■アーネイ:2019年秋冬コレクション全ルック■ファッションウィークの最新情報:特設サイト
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