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今ならあのギターも買える…かも!?おじさんになった今こそ、バンドやろうぜ!【遊び再デビュー計画】

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2019年03月23日 17:30  d.365

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d.365

写真掲載:d.365
掲載:d.365
俺たち(ほぼ)AGE OVER 40
おじさんになってもバンドやろうぜ!!

学園祭のカート・コバーン、駅前ロータリーのゆず、4畳半の長渕剛。あの時あの時代、ギターひとつで誰でもスターになれた。時を経て仕事に子育てと時間に追われ、そっとマイクを置いた中年よ、もう一度ステージに上がろう。今なお音楽活動を続ける40代インディーズスターたちが刺激になるはずだ。

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カラオケスナックのマイクを握りしめて絶叫する深夜0時。選曲は「青空(THE BLUE HEARTS)」だった。ブラウン管の向こう側…というより、スマホ画面の向こう側には、生き生きとした同世代たちがYouTube上で絶叫している。

もちろん彼らは音楽だけで食べているようなプロではない。だが、40歳を超えた今でもビッグステージを目指して活動している。仕事で汗をかき、家族サービスも欠かさず、それでいて空き時間で集まりバンド練習やライブに明け暮れる。同僚たちとの会話でよくあるような「忙しくて時間もないし」が、まったく見当たらない。仕事・家庭・趣味をバランスよく整えているのだ。

とはいえ、やり手のサラリーマンのようなスマートさ(ある種のいやらしさ)があるわけでもなく、むしろ仕事の頑張りには泥臭ささえ感じるほど。仲間が集いし週末のライブハウス。今日もどこかでおじさんバンドがキッズたちを夢中にさせているのだろう。

東京のライブハウスを中心に活動するU Can't Say No!は結成21年の老舗パンクスカバンド。バンドメンバーの大半は、筆者と21年以上の付き合いで、バンドが誕生したときから知っているだけあって、正直「こんなに長く続いているとは…」と驚くほど。

結成当時からOLDSCHOOLスタイルを掲げており(オールドスクール※少し前のスタイルを意味するスラング)、21年も経つとバンド自体が、もはやそのシーンのオールドスクールである。バンドメンバーのほとんどが40代で家族持ち。ステージ上では中指立てながら「Fxxk!」と叫ぶが、いつもは仕事に勤しみ、よき夫・よき父の顔を併せ持つ。

もちろん働き盛りの子育て世代は時間に余裕がないのはどこも同じ。音楽をする時間を作って東京はおろか、全国でライブを行なっているのだ。バンドメンバーがどうしても参加できないような場合は、サポートスタッフ(という友人)やヘルプ(というバンド仲間)が助けてくれる。ひとつのバンドを中心に、まわりの人間が集まるのはまさにコミュニティー。「40代になってもバンドやろうぜ」の下支えにもなっているのだろう。

【DATA】
U Can't Say No!(東京)

1998年結成、ホーン隊を含むOLDSCHOOL PUNK/SKAバンド。TV-FREAK RECORDS、Stifeen Records(カクバリズムの前身)、SKA IN THE WORLD RECORDSなどのレーベルでアルバムをリリースしてきた。メンバーのほとんどが40代で家庭持ち、仕事もガンバル。

もうひとつ、パンクバンド、サオ・シャブールのボーカル、マグナムひろきは地方公務員が普段の顔。ステージ上でのエネルギッシュなパフォーマンスは仕事と相反するもので、その様はまるでジキルとハイドのよう。

ただ、これだけは分かる。仕事もバンドも、マグナムひろきそのものなのだ。仕事はもちろん、音楽も全力投球。むしろ、どちらか一方のバランスを崩すと、もう一方も鈍るかもしれない。仕事とパンクの両輪が、マグナムひろきを支えているのだろう。40代になると様々な疲労が伴うものだが、この人は疲れ知らず。そのパワーにまわりが集まってくる。ここでも「人がコミュニティーを作る」が生まれているのだ。

【DATA】
マグナムひろき

某地方公務員にしてパンクバンド、サオ・シャブールのボーカル。仕事と音楽を両立し、ライフワークバランスを整えている。タワーレコードにて1stアルバム「分からないんです〜I wonder...〜(ジョイニングエンターテインメント)」を発売中。研究もガンバル。

若かりし頃にギターを手にした人、Fコードで挫折した人、ゲームセンターでドラムマニアにハマった人もいれば、「太鼓の達人派でしたー」という人もいるだろう。

働くおじさん、子煩悩なお父さんになっても、どこかで「もう一回音楽やりたいな」という気持ちがあるはず。ましてや楽器に触れて来なかった人なら「ギターを趣味にしてみたいな」「娘の結婚式で斉藤和義の『ウエディング・ソング』を披露してみたいな」とも。

あの時、あの時代に音楽から離れても、今ならほんの少しの時間と大人のお小遣い程度で再デビューできるはず。ただし、家族の同意が一番大事なので、家庭内で「お父さんの音楽最高!」コミュニティー作りからはじめよう。

U Can't Say No!はメキシコなど、海外との交流も盛ん。ギターのSuKe Billyが海外バンドとのコンタクトをしており、オムニバスの参加やPV出演なども行なっている。世界規模でバンド同士の交流ができるのはこの時代ならでは。
音楽に国境なし。楽器に年齢関係無し。ヒゲ率高し。写真はJaime"8kalacas(O.C)" MexicoがU Can't Say No!のバンドTを着て自撮りしているシーン。We are the World!
とても自由にみえるが、家に帰れば普通のおじさん。ライブハウスのキッズたちは「こんなおじさんになりたい」と、憧れる(はず)。いくつになってもカッコいいは正義!

あの日あの時、君は若かった。
手に届きそうで届かなかった買い物リスト

二十歳そこそこの若者が、ひと月どんなにバイトを頑張っても収入は20万円ぐらい。人に自慢できる銘品を手にするには2ヶ月、3ヶ月頑張らないと。そう思いながらも、あの時代のぼくは、丸井の赤いカードに頼り切っていた…。

Gibson
Les Paul

手にすることで奥田民生にもスラッシュにもなれる、キングオブギター。製造・販売は1952年から。シグネチャーモデルもある。

Gibson
SG Model

これを持てば気分はストレイテナー。ツノのようなダブル・カッタウェイを見るだけで「あ、SGだ!」と興奮したもの。

Gibson
Flying V

ゴリゴリハードコア、メタルな人たちに愛され続けているフライングV。このギターを持てば、見た目にも迫力が増す。

Gibson
J-45

名だたるアーティストが所有するJ-45。発売時の価格45ドルは、今の貨幣価値に換算しておよそ6〜7万円ほど。

Fender
Precision Bass

シド・ヴィシャスが愛用したことでも有名。ストラップを最大まで長くし、地面すれすれで弾くスタイルを真似た。

※製品のモデルやエディション、個別の年代等については述べていません。また、セレクトには偏りがあります。

現実的に手が出た買い物リスト
バックパッカーと言えばこのギター

Martin
Backpacker

個性的なルックスが特徴的な旅人のマストアイテム。3万円しないぐらいの価格帯もバックパッカーに優しい。

お金がないぼくたちでも手にすることができた!このギター、どこでもギュンギュン鳴るぞ!

Pignose
PGB-200

実勢価格4万円前後と比較的買いやすいピグノーズ。アンプ内蔵式なので、教室でジャカジャーンするスクールロッカーが数多く生まれた。

シールを貼って覚えたコード進行

ギターは買えなくてもこれなら買えた
はじめはみんな、ブルースハープだった

Horner
Marine Band

ギターはまだ買えない未来のギタリストたちが「これなら買えると」ブルースハープに飛びついた。だいたい5千円で、気分は長渕。

Fernandes
ZO-3

ピグノーズと同価格帯のアンプ内蔵式ZO-3(ゾーさん)。なんとなくガールズバンドのイメージだったが、これはこれでカッコいいと思う。

【アラフォーたちの遊び再デビュー計画】

学生時代はみんな夢中で遊び、趣味を謳歌していた。だが、社会に出て結婚して子供が生まれ、いつの間にか遊びや趣味は、過去に懐かしむものとなる。それが大人になることと頑なに信じて。でも、はたしてそうなのだろうか? パパになったとしても、あの頃の遊びや趣味に夢中になれば当然楽しい。ここではアラフォーパパたちが、無理なくそれらに再デビューする方法を教えます。

※『デジモノステーション』2019年4月号より抜粋。

text早坂英之

このニュースに関するつぶやき

  • 40代で現実的に手が出る機材が、なぜ「バックパッカー」や「ピグノーズ」なの?普通にノーマルなギターやアンプぐらい買えるでしょう。このチョイスが謎すぎる
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